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2019 Fiscal Year Annual Research Report

キャリア教育充実へ向けた女性のキャリア形成とディーセント・ワーク概念の研究

Research Project

Project/Area Number 19K20964
Allocation TypeMulti-year Fund
Research InstitutionSenshu University

Principal Investigator

福山 文子  専修大学, 経営学部, 講師 (30824130)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2020-03-31
Keywordsキャリア教育 / ディーセント・ワーク / 女性のキャリア形成
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、多くの日本人女性が出産を機にキャリアを中断する事実を踏まえ、キャリア教育改善に向けて、ディーセント・ワーク(ILO【国際労働機関】が提唱している、「働きがいのある人間らしい仕事」)概念の、意義と可能性を検証し、示唆を得ることを目的とするものである。最終年度である、本年度は、以下の2点を中心に、主にドイツおいて調査を実施するとともに研究を行った。
①初年度行った予備調査を踏まえ、ドイツにおいてさらに5組の当事者(出産でキャリアを中断しなかった女性、及び配偶者等)を対象とした本調査を実施した。本調査の実施においても、初年度に引き続きフランクフルト在住の調査協力者のネットワークによるところが大きい。今年度は、対象者を新たに選定することにより、一定の客観性を担保することができた。なお調査に際しては、事前に十分に主旨を説明し、必要に応じて現地調査協力者の立会いのもと、報告書への記載や学会発表に活用することを承認する主旨の承諾書に署名を取るなど、研究倫理に配慮した。同時に、個人情報保護のための手続きやその後の公開可能情報の確認を得るための連絡方法も確保した。
②マインツにあるラインラント・ファルツ州家族・女性・青少年・統合・消費者保護省
(Ministerium für Familie, Frauen, Jugend, Integration und Verbraucherschutz Rheinland-Pfalz)において、育休制度をはじめとする女性のキャリア支援をめぐる制度にかかわる資料収集を行うとともに、ドイツにおける同制度等に関してインタビューを行った。今後は本研究で得た知見を、キャリア教育の改善及び、ジェンダーギャップ指数をはじめ様々に課題が指摘されている、日本における女性のキャリア形成について論考するために活かしていきたい。

  • Research Products

    (1 results)

All 2019

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] ディーセント・ワークを基盤としたキャリア教育の充実ー「子供たちが未来社会を切り拓く」ために2019

    • Author(s)
      福山文子
    • Organizer
      公教育計画学会

URL: 

Published: 2021-01-27  

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