2020 Fiscal Year Research-status Report
勤労世代の健康格差解消に向けた職業ごとの食生活決定因子の解明と健康教育への応用
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19K21438
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| Research Institution | University of Occupational and Environmental Health, Japan |
Principal Investigator |
田中 里枝 産業医科大学, 医学部, 助教 (90821637)
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| Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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| Keywords | 予防医学 / 社会医学 / 産業医学 / 食生活 / 栄養 |
| Outline of Annual Research Achievements |
2018年度の「労働因子と食生活」に関連した文献レビュー、全国規模の疫学研究データを用いた解析、専門家の意見聴取、2019年度の「仕事と食生活に関する研究(アンケート調査)」質問票の作成、研究倫理申請、協力機関との実施に向けた調整を踏まえ、2020年度は、アンケート調査を実施した。 質問票は①食行動(朝食、夕食、間食、食べる速度、飲酒習慣)、②仕事について(交代制勤務、労働時間、肉体労働、頭脳労働、精神労働、裁量権等の仕事の作業内容や性質について)、③食事への興味・関心・知識について(食事を選ぶ基準、食事と健康について関心や知識、調理経験など)、④年齢・性別、⑤質問項目に対する評価、で構成されるオリジナルのもの(社会経済的因子に関する質問を削減する工夫のもと作成)を用いた(回答時間は5分程度)。 新型コロナウイルス感染症流行拡大に伴い、当初予定していた健診・人間ドッグ会場での実施は中止とし、可能な限り感染のリスクが少ないと考えられる場所を選定しなおした上で、少人数対応が可能な状況下で調査を遂行し、40名近くの参加者から回答を得た。 引き続き、アンケート調査を遂行し、結果のデータ解析及び成果のまとめを行うことで、本研究の目的の一つである「職業ごとの労働因子と食生活の関連性の解明すること」の達成が期待できる状況である。一連の研究成果を踏まえ、「職域の健康教育に有用な質問票を開発すること」が望まれる。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2020年度は新型コロナウイルス感染症流行拡大に伴い、人数の多い会場での研究遂行は困難と考え、速やかに倫理変更申請を行い、少人数対応で実施可能かつ調査者の移動が最小限で研究遂行できる場所を選定し直し、感染対策を徹底した上で質問票調査を実施することができた。
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| Strategy for Future Research Activity |
より広く参加者を募るため、告知や説明の方法の再検討中である。今後は研究についての告知をより広く行い、アンケート調査を引き続き行う。また、データ整理と解析を実施し、研究成果をまとめる方針である。
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| Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた理由:計画全体はおおむね順調に進んでいるが、アンケート調査の遂行がやや遅れているため。 使用計画:アンケート調査及び結果の解析等に必要な備品や消耗品を購入する。
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