2020 Fiscal Year Research-status Report
育児中の共働き女性看護師の睡眠確保に対する夫婦の性別役割分業の影響
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19K21480
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Research Institution | Tokyo Health Care University |
Principal Investigator |
中山 純果 東京医療保健大学, 医療保健学部, 講師 (90716169)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 睡眠 / 女性看護師 / 共働き / 性別役割分業 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究目的は、育児等の家庭役割を担いながら就労する共働き女性看護師の睡眠アウトカムを阻害する要因として、これまでその影響が明らかにされていなかった夫婦の性別役割分業意識および性別役割分業スタイルによる影響を検証することである。 2020年度は、データクリーニングを完了させ分析を開始する予定であったが、現在までの進捗状況の理由に記載の通り、COVID-19の影響で研究にエフォートを割くことができない状況が続き研究が中断している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ禍における問題を抱える学生支援業務の増大と、感染の波の変動に伴う授業計画の変更ならびに臨地演習等における施設側との各種調整等の業務が拡大し、想定していたエフォートを研究にあてることができなかったため。また、学内における授業形態(対面、リアルタイムオンライン、オンデマンド)混合の時間割の調整に伴い担当科目の開講時期が過密に重複したことも研究時間の捻出を阻む要因となった。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度の前期後半以降においては、担当科目数の状況から研究時間の確保が見込めるため分析を本格的に開始する予定である。
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Causes of Carryover |
現在までの進捗状況の理由欄に記載のとおり、他の業務の増大により研究へのエフォートがほとんど確保できなかったため本研究課題の計画が遂行できなかった。 次年度は、論文執筆に向け書籍および文献費用に予算を使用する予定である。
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