2019 Fiscal Year Annual Research Report
The relation between hypertension-related cognitive decline and neural insulin signaling
Project/Area Number |
19K21507
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Research Institution | National Center for Geriatrics and Gerontology |
Principal Investigator |
福井 裕介 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 統合加齢神経科学研究部, 研究員 (60824802)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 認知機能障害 / 糖尿病 / 高血圧 / 糖代謝 |
Outline of Annual Research Achievements |
高血圧を呈する中年期以降の2型糖尿病モデルマウスは、血中脂質値の上昇および認知機能障害を発症するが、この時、脳の糖代謝調節経路主要調節因子の変化は見られるにも関わらず、アミロイドβ(Aβ)の変化は付随しなかった。一方、薬剤誘導による1型糖尿病モデルSTZマウスに伴う認知機能障害には海馬の当該経路およびAβの両者の変化は見られなかったことから、1型糖尿病における認知機能障害発症機序は2型糖尿病とは異なることが示唆された。中年期以降でAPPKIマウスがAβレベルの増加を伴い認知機能障害を発症する時、海馬の糖代謝調節経路主要調節因子群の変化が生じていることが分かった。
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