2019 Fiscal Year Research-status Report
International Collaboration for the Standardisation of Curriculum on Computational Thinking
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19K21743
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
礒田 正美 筑波大学, 人間系, 教授 (70212967)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鹿野 利春 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター研究開発部, 教育課程調査官 (20770168)
上野 耕史 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター研究開発部, 教育課程調査官 (20390578)
銀島 文 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター基礎研究部, 総合研究官 (30293327)
坂谷内 勝 国立教育政策研究所, 研究企画開発部教育研究情報推進室, 総括研究官 (70187053)
溝口 達也 鳥取大学, 地域学部, 教授 (70304194)
岸本 忠之 富山大学, 学術研究部教育学系, 教授 (50324025)
小原 豊 関東学院大学, 教育学部, 教授 (20375455)
松嵜 昭雄 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (10533292)
青山 和裕 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (10400657)
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Project Period (FY) |
2019-06-28 – 2021-03-31
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Keywords | コンピュテーショナル・シンキング / プログラミング的思考 / データサイエンティスト的思考 / 統計的思考 / 情報教育 / APEC |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の準備的アジア太平洋経済協力APECプロジェクト会合を、2019年2月に筑波大学で、5月にチリにて開催し、コンピュテーショナルシンキングおよび統計的思考のフレームワークを準備した。それを前提に次の研究を実施した。 2018年8月:次年度マレーシアAPEC会合準備のため、AI社会におけるコンピュテーショナルシンキング育成教育課程基準策定国際共同研究をSEAMEO RECSAMで開催した。2019年9月-10月:チリ(Araya博士)・タイ(Orlando博士)でコンピューテーショナルシンキング、スタティスティカルシンキングの構成要素について打ち合わせし、教材開発を開始した。 2019年11月:タイ・APEC会合で構成要素・高等学校教育課程教材を提案した。2019年12月~2020年2月:チリ(Araya博士)・タイ(Orlando博士)・マレーシア(Sofian調査官)でコンピューテーショナルシンキング、スタティスティカルシンキングの中学校の構成要素について打ち合わせした。 2020年2月:日本国内でマレーシア提案に向けたAPEC向け集会を開催し、中学校教材開発開始した。APEC-SOM2にてニュージーランドのとの共同提案について打ち合わせを行った。2020年3月:予定した渡航が不能となり、オンライン上で、チリとやり取りしながら、これまでの研究成果とりまとめと、2020年度の計画を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2019年度は、2月までおおむね予定通り進行した。他方で、コロナウイルスによる渡航自粛により、3月に予定した次年度準備のための海外渡航が中止になるなど、2020年度はAPEC関連の会議順延により、計画の遅れが懸念される。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年2月より、マレーシアでの実施計画をマレーシア政府と相談している。その結果、2020年8月実施を3月に合意し、マレーシア政府も予算処置済である。他方で、2月よりコロナウイルス関係で渡航自粛状態となり、マレーシア側でもテレワーク状態となり、8月に予定通り実施できるかが懸念される状況にある。マレーシア政府との連絡は定期的に行っており、日本側としてはテレワーク上で必要な教材開発を、チリ・タイ・マレーシアの研究者と共同して行っていく。緊急事態宣言も解除されたので、昨年度3月分の出張計画も含めて、マレーシア政府の方針のもとで、今年度、粛々と実施していく。
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Causes of Carryover |
3月期に予定したチリ、タイ、マレーシア出張が、コロナウイルス対策によりキャンセルされたため。
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Research Products
(14 results)