• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2021 Fiscal Year Research-status Report

認知モデルに基づくメタ知識獲得のためのアクティブラーニングのフレームワーク

Research Project

Project/Area Number 19K21771
Research InstitutionWakayama University

Principal Investigator

曽我 真人  和歌山大学, システム工学部, 准教授 (60252839)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 西村 竜一  和歌山大学, データ・インテリジェンス教育研究部門, 講師 (00379611)
尾久土 正己  和歌山大学, 観光学部, 教授 (90362855)
Project Period (FY) 2019-06-28 – 2023-03-31
KeywordsPBL / アクティブラーニング / HCI / 要素知識 / 技能
Outline of Annual Research Achievements

R3年度は,R2年度に引き続き,コロナ感染症により,前期の授業はオンライン開催となったため,前期に開講していたビジネス英語の授業はオンライン開催となった.このため,PBL形式で,グループごとに創作英会話文を作成して,演劇仕立てで英語で演じるという,コトづくりのアクティブラーニングの検証のためのデータを収集することはできなかった.一方,夏以降のワクチンの普及によりコロナ感染症は9月末までにかなり罹患者数が減少し,後期の授業は,対面授業となった.このため,後期に開校したHCIの授業であるヒューマンインタフェースデザインは対面で行うことができ,モノづくりの合成タスクを対象としたアクティブラーニングのPBL検証のためのデータを収集することができた.R2年度には,同様の授業をオンラインで実施し,PBLもオンラインで行い,データを収集した.そこで,R2年度のオンラインでのPBLと,R3年度の対面授業でのPBLを比較し,分析を行った.その結果を,R3年度末に査読付きジャーナル論文に投稿した.
このように,研究は推進したが,学会発表を行う機会はなかったので,発表実績についてはR3年度は皆無である.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

R3年度は,R2年度に引き続き,コロナ感染症により,前期の授業はオンライン開催となったため,前期に開講していたビジネス英語の授業はオンライン開催となった.このため,PBL形式で,グループごとに創作英会話文を作成して,演劇仕立てで英語で演じるという,コトづくりのアクティブラーニングの検証のためのデータを収集することはできなかった.
2019年7月に本研究課題が採択されて研究がスタートして以降,特に大声を出す演劇仕立てで英語で演じるようなPBLは実施できない状態が3年連続で続いている.このため,データ収集ができないので,この点に関しては遅れている.

Strategy for Future Research Activity

R3年度は,本研究課題の最終年度であったが,前述のとおり,演劇仕立てで英語で演じるようなPBLは実施できない状態が続いているため,この部分については,研究を実施できていない.このため,研究期間延長申請を行った.
本報告書を執筆しているR4年度5月の時点で,コロナ感染症は終息していない.コロナ感染症が終息し,演劇仕立てで英語で演じるようなPBLが実施できるまで,本研究課題を継続していく方針である.
また,ヒューマンコンピュータインタラクション関連の授業として,合成分析型タスクのアクティブラーニングを実践しているシステム評価法についても,授業実施によるデータ収集がわずか1年分しか収集できていないので,それについても,合わせて継続してゆく
さらに,要素知識の組み合わせで,事象を理解するときの,認知モデルの構築と,それを複数の学習者のグループで解決する場合のアクティブラーニングの支援ツールの設計と構築についても,今後,研究を進めてゆく.

Causes of Carryover

R3年度は,R2年度に引き続き,コロナ感染症により,学会開催はすべてオンライン開催となり,情報収集のために出張することが皆無であったため,旅費の支出がなかった.また,前述のとおり,モノづくりをPBLで設計させるHCIの授業については,データ収集を行って研究を推進することができたが,R3年度中に学会発表は行わず,R3年度末にジャーナル論文に投稿したので,まだ,採否の結果は出ていない.このため,論文掲載費などの支出がなかった.以上により,次年度使用額が生じた.
R4年度は,本報告書を執筆時点の5月において,コロナ感染症は終息していない.このため,使用計画は不確定な要素が多い.コロナ感染症が終息すれば,国内外の学会に出張するために旅費を使用する.また,研究のデータを分析するためにPCを購入するので,物品費を使用する.ジャーナル論文に採録が決定すれば,掲載料として支出を行う.

URL: 

Published: 2022-12-28  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi