2021 Fiscal Year Annual Research Report
Research on the Development of Teaching Profession and Training the Teacher Educator focusing on the Functions of Portfolio Evaluation
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19K21774
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| Research Institution | Hiroshima University |
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Principal Investigator |
吉田 成章 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (70514313)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森田 愛子 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (20403909)
米沢 崇 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (20569222)
松本 仁志 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (40274039)
永田 良太 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (10363003)
松田 充 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 助教 (80845991)
草原 和博 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (40294269)
齊藤 一彦 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (60413845)
竹下 俊治 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (90236456)
間瀬 茂夫 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (90274274)
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| Project Period (FY) |
2019-06-28 – 2022-03-31
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| Keywords | ポートフォリオ / 教職の高度化 / 教員養成 / 教師教育 / 教師教育者 / 高校教職ポートフォリオ / 大学教職ポートフォリオ / 大学院教職教育ポートフォリオ |
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| Outline of Annual Research Achievements |
ポートフォリオ評価を用いた教職の高度化と教師教育者の養成に関する本研究の2021年度の成果は次の3点にまとめられる。
第一に、高校教職ポートフォリオの開発実践を継続的に実施できたことである。広島県立吉田高等学校および広島県立庄原格致高等学校との共同研究体制のもと、吉田高等学校で蓄積しているポートフォリオ評価の取組に継続して従事しその検討結果を研究成果にまとめることができた。庄原格致高等学校のポートフォリオ評価の文脈では大学からの出前講義を盛り込みながら、1～3年までの各学年の教育課程に応じた継続的な共同研究を遂行することができた。
第二に、大学教職ポートフォリオの開発実践を継続的に実施できたことである。広島大学における幼・小・中・高の教職ポートフォリオの取組を構造化し、2～4年次（一部1年次も含む）のポートフォリオの継続的蓄積と、教職実践演習での最終的なポートフォリオ作成の開発実践に継続して取り組むことができた。
第三に、大学院教職教育ポートフォリオの開発実践を継続的に実施できたことである。広島大学大学院人間社会科学研究科教育学プログラムの「教職課程担当教員養成プログラム」を履修する大学院生の教職教育ポートフォリオの作成を履修の1～3年で構造化することができ、またその取組を継続して発展させることができた。
研究期間全体を通じて、「高校教職ポートフォリオ」については教科と総合とのカリキュラム接続および高大接続カリキュラムの提供が、大学の「教職ポートフォリオ」については自身の「教育観」の形成と刷新を意識したポートフォリオの蓄積とその省察が、大学院の「教職教育ポートフォリオ」については自身の「教育観」を意識したプラクティカムの省察と個人個人の教育学研究の課題・テーマと連動させたポートフォリオの作成が、教職の高度化に資することを明らかにした。
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