2020 Fiscal Year Research-status Report
ランニングの新しい概念に基づく正しい走動作獲得法の開発
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19K22822
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
彼末 一之 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (50127213)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
礒 繁雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (10193385)
吉永 武史 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (10386659)
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Project Period (FY) |
2019-06-28 – 2022-03-31
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Keywords | ランニング / フォーム / 発達 |
Outline of Annual Research Achievements |
疾走能力には正しいフォームで走れるか(つまり技術)が強く関係する。小学校教師の大部分は専門家ではないため、足の遅い児童に正しいフォームを指導するのは難しい。また、また昨今はランニングブーム(この場合長距離)だが、多くの人は知らず知らずに悪いフォームで走るために膝・腰などの障害に悩み、走る意欲も失ってしまう。そこで、本研究を提案する。本研究では「正しいランニングフォーム」の重要性を検証、それを身につける方法を確立して「走能力は生まれつきの素質による」というドグマを打ち破る。2020年度は幼児から小学生までを対象に2019年度に明らかにしたv-c-s特性がどのように発達するかを解析する予定であった。しかし、コロナの影響で被験者を集めて実験をすることが困難であるために、予定を1年間先延ばしして2021年度に行うこととした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
残念ながらコロナ流行のために幼児、小児を対象とした実験が出来ずに、研究は遅れている。その分、論文の執筆に専念して2021年5月現在投稿した論文が査読中である。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナ感染が終息すれば、直ちに研究を再開する予定である。幼児は主として早稲田大学関係者の子弟、小学生は近隣の小学校(以前より共同研究の実績有り)に依頼して実験を行う予定である。そのための依頼は既に行っているが2021年5月現在、直ちにコロナが終息する傾向は見られず、開始できずにいる。
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Causes of Carryover |
2020年度に実施予定であった,v-c-s特性を幼児から小学生で測定する実験をコロナ感染が終息次第行う。
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