2020 Fiscal Year Research-status Report
To establish new communication channels with unconscious processes
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19K22949
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
兪 文偉 千葉大学, フロンティア医工学センター, 教授 (20312390)
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Project Period (FY) |
2019-06-28 – 2022-03-31
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Keywords | 福祉用具・支援機器 / 無意識プロセス / コミュニケーションチャンネル |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は、Open-Loop尿意識別システム構築するために、尿意、尿量によるバイタルサインの変化を計測し、解析した。具体的には、健常者による予備実験において、コントロールされた飲水条件のもと、異なる尿意レベル(被験者の主観による4評価レベル)と尿量レベル(尿量センサによる4つのレベル)において、心拍、血圧値を計測し、計測値から計算した特徴量と尿量レベル、尿意レベルとの関連性を分析した。さらに、関係性の高い特徴量を用いて、尿意レベル、尿量レベルの識別を行った。結果、尿量レベルと尿意レベルに関して、70%弱の識別が達成できることが確認した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナウィルス感染症の影響による、介護施設での実験は、ほぼできなくなっているため、代わりに、健常者を被験者とする実験を予備実験として行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
健常者を被験者とする実験によるデータの収集を行い、それらを用いて、Open Loop尿意識別システムを行い、介護施設の実験に備える。
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Causes of Carryover |
計画していた国内外の出張、発表ができなかったため、投稿料、参加費がかからなかったことと、一部介護施設で実験を実施しなかったため、謝金等も執行できなかったため、次年度使用額が生じた。
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