2022 Fiscal Year Research-status Report
家庭用電力契約におけるスイッチングコストと顧客満足度に関する研究
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19K23189
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
錦織 聡一 東京工業大学, エネルギー・情報卓越教育院, 研究員 (70814284)
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Project Period (FY) |
2019-08-30 – 2024-03-31
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Keywords | 電力契約変更行動 / スイッチングコスト / 消費者行動 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究計画としては、研究計画を具体化してアンケート調査等の方法論を検討および決定することである。 しかし、令和2年・3年に続き、新型コロナの影響で研究を進めるにあたり大きな制限が生じた。 実験計画およびアンケート調査内容の検討に際しては、需要家行動と地域エネルギーコミュニティの関係を検討するために、各地域の自治体新電力のデータ取得と分析を行った。このデータ分析に基づき、成熟度のガイドラインを示すマチュリティモデルの開発を進めた。マチュリティモデルのモデル案を作成し、いくつかの自治体新電力がどのようなレベルにあるかを分析することにより、その妥当性を検証している。この内容を論文にまとめている。 妥当性検証が終わり次第、自治体新電力の成熟度と需要家の電力契約変更行動の関係性を分析し、アンケート調査等の方法論の設計を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナの影響で研究活動に大きな制限がある。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナの影響が軽微になってきているため、テレワークなどを用い、今年度中に研究を遂行し完了する計画にある。
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Causes of Carryover |
新型コロナの影響で研究活動に大きな制限があったため。 次年度は、需要家へのアンケート調査費用に180万円程度、調査に必要な自治体への説明、出張、調整費用として残額16万円を使用予定としている。
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