2021 Fiscal Year Research-status Report
教育収益に対する認識の変化が教育達成に与える影響についての実証分析
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19K23217
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
黒田 雄太 大阪市立大学, 大学院経済学研究科, 准教授 (80845074)
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Project Period (FY) |
2019-08-30 – 2023-03-31
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Keywords | 教育経済学 / 労働経済学 / ミクロ実証経済学 / ミクロ計量経済分析 / 教育政策 / 自然実験 / ロールモデル |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、紙媒体のデータの電子化およびクリーニングを中心に行い、それと並行して利用可能なデータを用いた実証分析を行った。不完全なデータを用いて予備的な分析を行ったところ、当初期待していた、教育に対する認識の変化が進学実績に有意な影響を与えるという効果が確認できたため、分析の方向性は確立された。また、追加的なデータセットを購入および整理し、分析に使用する完全なデータセットが完成した。現在は、完成したデータを使用してより精緻な実証分析を進行中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
感染症拡大防止施策に伴う業務形態の変化および研究代表者の所属機関の統合に伴う業務の増加などによって、データの整理作業に大幅な遅れが生じた。予備的な分析によって当初想定していた研究結果は得られたものの、政策提言の観点からはより詳細かつ慎重な分析が必要と判断したため、研究機関を1年延長し、研究の改善に努めている。
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Strategy for Future Research Activity |
精緻な分析に耐えうる十分なデータが確保できたため、今年度は分析を中心に行っていく。得られた研究成果を学術論文として発表することを優先目標とし、論文完成後、学会・研究会を経て研究を洗練していく。
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