2022 Fiscal Year Research-status Report
障害のある学生を対象とした防災対策におけるネットワーク構築に関する研究
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19K23317
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
大久保 泰枝 (大沼泰枝) 香川大学, 学生支援センター, 講師 (90782136)
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Project Period (FY) |
2019-08-30 – 2024-03-31
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Keywords | 障害学生支援 / 防災対策 / 高等教育 / 合理的配慮 / ネットワーク |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、障害のある学生を対象とした防災対策の充実を目的に、防災対策の全学的なネットワーク構築に焦点をあて検討をおこなうものである。具体的には、(1)障害のある学生を対象とした防災対策に関する全国的な実態調査を行い、(2)障害のある学生への防災対策事例の収集を行う。次に、調査結果に基づき、(3)障害のある学生を対象とした全学的な防災対策を構築するための手引きを作成し、手引きに基づいた実践を行い、効果検証を行う。 令和4年度は、令和3年に実施した調査結果を踏まえ、先進的な取り組みをしている大学の視察やヒアリングに出向き、障害のある学生を対象とした防災対策の手引きを作成のための情報収集を行う予定であった。しかしながら、育児休業復帰直後であったことと、新型コロナウィルス感染症の影響が残る中、外部調査がままならず、研究がほとんど進まない状況となった。結果的には、令和3年に実施した調査結果をもとに、手引きの構想を練ることと、過去に障害のある学生を対象に実施した防災教育・防災訓練の成果をまとめるに留まった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究代表者の育児休業復帰の直後から研究を再開する予定であったが、令和4年度は障害学生支援業務が多忙を極め、かつコロナ禍で外部の視察やヒアリングが思うように計画できなかったことから、研究全体の進捗状況は計画通りとなっていない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度は、先進的な取り組みを行っている大学への視察や調査を早期に行い、障害のある学生を対象とした全学的な防災対策を構築するための手引きの作成に着手する。また、その手引きをもとに、実際に障害のある学生の防災対策の実践を行う予定である。
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Causes of Carryover |
令和4年4月より育児休業復帰したが、研究が計画通り進まず、当初、成果物の印刷費として見込んでいた経費を使用できていない状況である。令和5年度は残りの費用で、当初の計画通り研究を遂行する予定である
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