2019 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
19K23355
|
Research Institution | Hiroshima Shudo University |
Principal Investigator |
隅田 姿 広島修道大学, 国際コミュニティ学部, 助教 (80843804)
|
Project Period (FY) |
2019-08-30 – 2021-03-31
|
Keywords | モザンビーク / 援助要請 / 大学生 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、モザンビークにおける大学生の援助要請行動を解明することを目的とし、フィールドワークにより質問紙調査を実施するものである。2019年度は、交付決定があった10月から3月の6か月の期間で、援助要請理論に関する文献調査と、それを基にした質問票の作成を行った。本年度の研究成果は、3月の北米比較国際教育学会で発表し、他研究者からのフィードバックを反映する予定にしていたが、コロナウイルスの影響で学会がなくなったため出来なかった。その代わりに、モザンビークの研究協力者とビデオ会議を行い、質問票へのコメントをもらい、加筆と修正を行った。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
これまでに予定していた文献調査と質問票の作成はできており、おおむね調査は進展していると思われる。また、国際学会での発表が出来なかった部分は、個別に研究協力者と議論をすることで代替することが出来た。
|
Strategy for Future Research Activity |
今年度は、作成した質問票をもとに、モザンビークでの現地調査を行い、それを分析・考察し、最終的に論文として完成させる予定である。しかし、現地調査に関しては、昨年度末に発生したコロナウイルスの影響で、実施が遅れる、もしくは困難となる可能性がある。そうなった場合は、現地の研究協力者または、開発コンサルタントにデータ収集を委託することとする。同様に、コロナウイルスの影響で、本年度、既に、参加を予定していた国内学会(比較教育学会、アフリカ学会)が開催されないことになったため、研究成果へのフィードバックおよび発表は、関連研究者との個別の会議を設けることで対応する。
|
Causes of Carryover |
昨年度末に発生したコロナウイルスの影響で、2月、3月に予定していた現地調査や学会参加が実施できなかったため、使用額が大きく下回った。本年度、コロナウイルスの状況が落ち着き次第、精力的に実施をする。
|