2020 Fiscal Year Research-status Report
排水の流量変動にも対応できる無曝気・分散型の生活排水処理技術の開発
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19K23542
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Research Institution | Tokuyama College of Technology |
Principal Investigator |
段下 剛志 徳山工業高等専門学校, 土木建築工学科, 助教 (20846604)
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Project Period (FY) |
2019-08-30 – 2022-03-31
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Keywords | 生活排水処理 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度は、実験に用いる汚水装置の作成および作成した汚水装置の妥当性を予備的に調査した。予備調査の結果、作成した汚水処理装置は、設定した滞留時間に対して、実滞留時間は10%程度に留まることが判明し、汚水処理装置の再設計を実施した。新たに設計した装置では、汚水の滞留性が改善されていることを確認することができ、次年度以降、実験を遂行する準備が整った。 なお、令和2年度は、新型コロナウイルスに伴う休校措置がとられたことに加え、研究代表者の所属機関における実験室が改修となったことから、当初想定していた期間の半分程度しか実験室(設備)を使用することができず、研究計画に遅れが生じたため、本研究課題においては延長申請を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
令和2年度は、新型コロナウイルスに伴う休校措置がとられたことに加え、研究代表者の所属機関における実験室が改修となったことから、当初想定していた期間の半分程度しか実験室(設備)を使用することができず、研究計画に遅れが生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究課題においては延長申請を行っており、次年度も引き続き本研究計画に従って、研究を遂行していく。
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Causes of Carryover |
本研究計画は、新型コロナウイルスに伴う休校装置等に伴い遅れが生じ、延長申請をおこなったため、残額は次年度の研究遂行に必要な消耗品購入に使用する予定である。
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