2022 Fiscal Year Annual Research Report
Genome-wide CRISPR/Cas9 screening for drug target discovery in neuroblastoma
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19K23928
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Research Institution | Saitama Children's Medical Center |
Principal Investigator |
大嶋 宏一 埼玉県立小児医療センター (臨床研究部), 血液腫瘍科, 医長 (60525377)
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Project Period (FY) |
2019-08-30 – 2023-03-31
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Keywords | 神経芽腫 / CRISPR / スクリーニング |
Outline of Annual Research Achievements |
神経芽腫細胞ではないが、まずはALL細胞株を用いたCRISPRスクリーニングで見出したATR分子の阻害がALLおよび神経芽腫においてどのような役割を果たすのか検証した。 1) 細胞株に対するATR阻害剤とマホスファミド(MAF)の併用治療における治療効果を分子学的に評価するために、RCH細胞をMAF単独、VE821 (ATR阻害剤)単独、またはMAF + VE821の3通りの方法で治療し、ウェスタンブロッティングで評価したところ、ATRを阻害することによってMAFによるATRのリン酸化が阻害され、γH2AXの蓄積が示すようにDNA損傷が増加し、その結果、治療に対する反応が増強されることが判明した。 2) RCH細胞に対するATR阻害剤によるMAFのDNA損傷効果の増強が、殺細胞効果に繋がるかどうかを検証するために、2種類の細胞株(REHおよびRCH細胞)と2種類のATR阻害剤(VE821とAZD6738)を用いてin vitro細胞生存アッセイを行った。両方の細胞株の実験において、2種類友のATR阻害剤がMAFの殺細胞効果を増強することを確認することができた。
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