2021 Fiscal Year Research-status Report
生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
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19K24025
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
浦田 真次 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (60849404)
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Project Period (FY) |
2021-03-01 – 2023-03-31
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Keywords | 多感覚統合 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年4月から2019年9月までの研究実績を報告する。初年度に①複数感覚伝導路における長期イメージング系の確立、②末梢感覚器から脳にいたる3次元イメージングを計画していた。 ①蛍光実体顕微鏡を用いたフラビン蛍光イメージングの系の立ち上げを行った。嗅球および聴皮質において感覚応答をとらえることが可能となった。 ②断頭したマウス頭部に矢状割をいれ外耳道および耳包を開放し、内耳から聴覚中枢まで露出した。透明化手法(iDISCO, CLARITY, CUBIC, modified Sca/eS)と蛍光免疫染色を組み合わせ、蛍光実体顕微鏡を用いて内耳から聴皮質までを観察した。免疫染色における抗体浸透の限界もあり組織表面しか観察出来なかった。 本年度はAAVを用いて蛍光タンパク質を導入し組織深部イメージングの実現を試みる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2019年10月から2022年1月の留学の準備および、帰国後の実験のセットアップに時間がかかっているため。
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Strategy for Future Research Activity |
目的とする感覚伝導路に蛍光タンパク質が発現させることが最優先事項である。目的達成のためにAAVによる遺伝子導入や遺伝子組み換え動物の導入を検討する。
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Causes of Carryover |
留学に伴い予定していた使用額と実際の使用額に差が生じた。
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Research Products
(2 results)