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2022 Fiscal Year Annual Research Report

プロテインキナーゼC阻害剤 を用いた新規骨再生医療技術の開発

Research Project

Project/Area Number 19K24118
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

松岡 秀  大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (60845957)

Project Period (FY) 2019-08-30 – 2023-03-31
Keywords再生医学
Outline of Annual Research Achievements

生体内での骨代謝機構の解明を目指して,骨再生における生理活性物質に着目した研究開発が活発に行われている.近年,化学合成が容易で,かつ多機能の生理 活性を有する小分子化合物が注目を集めている.申請者らはこれまでに,独自のスクリーニングシステムにより,骨芽細胞分化を促進する生理活性物室として, Protein Kinase C(PKC) inhibitorであるiso-H-7を検出した.しかし, PKCに関して, どのように骨芽細胞分化および生体内での骨形成に影響を及ぼしているか は未だ明らかになっていない.本研究の目的は,PKC inhibitorであるiso-H-7を用いて,骨芽細胞分化ならびに生体内における骨形成に及ぼす影響を検討し, PKCが骨再生治療の新たな標的分子となる可能性を探索することである.
令和4年度は,ラットの頭蓋骨に骨欠損部を形成し,iso-H-7を含浸したコラーゲンスポンジを埋入し,2~3日ごとにiso-H-7の局所注射を行った.その後頭蓋骨 を数週間の後に摘出し,摘出した頭蓋骨に対してPKC抗体における免疫組織化学染色を行った.その結果,iso-H-7はラット頭蓋骨欠損部においてPKCαおよびPKCβ1の発現を抑制することが明らかになった.

URL: 

Published: 2023-12-25  

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