2020 Fiscal Year Research-status Report
乳児期における双生児及びその家族の睡眠行動と産後うつとの関連の解明
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19K24175
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Research Institution | Sophia University |
Principal Investigator |
近藤 千惠 上智大学, 総合人間科学部, 助手 (70845065)
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Project Period (FY) |
2019-08-30 – 2022-03-31
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Keywords | 双生児 / 睡眠 / アクチグラフ / 乳児 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度は、研究データの収集を行う予定であった。しかし、新型コロナウイルスの影響により、研究対象者の募集をする予定であった双生児育児サークルの開催が中止となり、進捗することができなかった。そのため、本研究について、補助事業期間延長申請を行い、承認が得られた。 第35回日本双生児研究学会学術講演会に参加し、新型コロナ危機における双生児家庭の現状や支援のあり方について情報を得た。感染予防のため、人との接触を減らすことが今まで以上に双生児家庭の孤立を助長している。一方でオンラインでの多胎児サークルの開催により、これまで双生児を連れての外出が難しかったり、遠方で参加ができなかった方々が参加しやすくなったというメリットも生まれていた。今後データ収集する際に本研究の対象者である双生児家庭の現状を踏まえた上で、依頼方法について工夫をする必要がある。 令和3年3月、研究対象者の募集をする予定である地域の担当者と打ち合わせを行った。双生児育児サークル再開に伴い、令和3年6月頃より研究対象者の募集ができる見込みである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルスの影響により、研究対象者の募集をする予定であった双生児育児サークルの開催が中止となり、進捗することができなかった。令和3年度は、双生児育児サークル再開予定であるため、令和3年6月頃から研究データを収集できる見込みである。
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Strategy for Future Research Activity |
研究データの収集が遅れていることが最大の課題である。令和3年3月に研究対象者の募集をする予定である地域の担当者と打ち合わせを行い、コロナ禍により双生児家庭の孤立が助長しているからこそ、本研究を進めていく意義について理解が得られた。双生児育児サークル再開に伴い、令和3年6月頃より研究対象者の募集ができる見込みである。 同時にこれまでの研究データの見直しを行い、論文作成も進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
令和2年度は新型コロナウイルスの影響により研究データの収集ができなかったため、支出がなかった。翌年度、データ解析に必要なソフトの購入や人件費として使用する予定である。
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