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2020 Fiscal Year Research-status Report

筋グリコーゲン量の急速な減少・回復の繰り返しを強調した持久性トレーニングの効果

Research Project

Project/Area Number 19K24303
Research InstitutionNational Agency for the Advancement of Sports and Health

Principal Investigator

小島 千尋  独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ研究部, 契約研究員 (00845878)

Project Period (FY) 2019-08-30 – 2022-03-31
Keywords筋グリコーゲン量 / 持久性トレーニング / energy availability
Outline of Annual Research Achievements

本研究はenergy availability(EA)と呼ばれる十分な食事量を摂取できているか否かの指標を使用し、筋グリコーゲン量の増減を活用した新規のトレーニングプログラムを開発することを目的としている。本研究で目指すトレーニングはEAが十分である期間と不十分である期間を繰り返すことで筋グリコーゲン量の増減を数回繰り返し、さらなる筋グリコーゲン量の増加を図ろうとするものである。LEA期間における知見は先行研究において明らかにしているため、本研究ではトレーニングプログラムを開発するにあたり、十分な食事摂取量を摂取するNEA期における最適な運動プロトコルを検証する。この際にはNEA期において実施する軽運動の運動強度、運動の回数、運動の実施タイミング(食前、食後)に着目をしている。軽運動を実施し、血流を促すことで食事から摂取した糖を骨格筋に効率的に取り込み、筋グリコーゲン量のさらなる増加を図ることができることを仮設として設けている。また、本研究においては筋グリコーゲン量を主要な知見としており、その測定には3テスラの超電導MR装置を使用した炭素磁気共鳴分光法(13C-MRS)を用いる。
2年目(2020年度)には最適な軽運動の検討を実施する計画であり、詳細な実験プロトコルを決定するために予備実験を2020年度前半、その予備実験をもとにした本実験を2020年度後半に実施する予定であった。その一方で、2020年度は新型コロナウィルスの影響もあり、当初予定していた実験を実施することができなかった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

予備実験の実施および本実験への実施を予定していたが、新型コロナウィルスの影響もあり、実施することができなかった。

Strategy for Future Research Activity

2020年度の実績を踏まえ、当初2年間であった研究期間を1年延長した。
2021年度は2020年度実施予定であった計画を実施する予定である。予備実験において、計画している軽運動の実施が可能か否かを検討し、それが確認出来次第、本実験へと移行する。
また、強度の高い運動を実施する予定であるが、研究実施期間を通して感染対策を万全にし、被験者、験者ともにできるだけ負担を少なくできるように工夫して実施する。研究実施前においては検温、体調の確認、PCR検査を実施する。研究実施中においても引き続き体調の確認を徹底し、験者はガウンやフェイスシールドの装着、被験者と十分な距離がとれない場合にはパーテーションを立てる、常にアルコール消毒液を準備するなどの対策を講じる予定である。

Causes of Carryover

2021年度は予備実験および本実験を予定している。その際には食事のコントロールおよび宿泊を依頼するので、食費および宿泊費、被験者に対する謝金に使用する。さらに、国内学会への参加を予定しているため、その費用でも使用する予定である。

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Published: 2021-12-27  

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