2019 Fiscal Year Research-status Report
Studies on growth and longevity of fish using wild zebrafish and related species
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19KK0161
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
木下 滋晴 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (40401179)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅川 修一 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30231872)
吉武 和敏 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (50646552)
五十嵐 洋治 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任研究員 (60839322)
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Project Period (FY) |
2019-10-07 – 2025-03-31
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Keywords | ゼブラフィッシュ / 成長 / 体サイズ / 老化 |
Outline of Annual Research Achievements |
バングラディシュおよびスリランカの現地研究者とオンラインでの研究打ち合わせを行い、ゼブラフィッシュおよびその近縁種の調査・捕獲を行う河川や湖沼の検討、現地飼育設備の確保を行った。また、多量の遺伝子配列情報を扱うための解析サーバの構築を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2020年3月にバングラディシュにてバングラディシュ側および日本側研究者による研究打ち合わせおよび、ゼブラフィッシュ野生個体およびその近縁種の調査・サンプリングを計画し、先方との日程調整も終わっていたが、新型コロナウィルスのパンデミックによる影響でバングラディシュへの渡航が不可能になった。渡航に関しては今後の見通しが立たない状況であるが、データ解析のためのサーバ等の整備は進めており、直接の往来は難しくても、今年中にサンプルあるいはシーケンスデータを入手できれば、予定の研究を進めることは可能と考える。
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Strategy for Future Research Activity |
日本、スリランカ、およびバングラディシュにおける新型コロナ感染状況に注意しつつ、可能であればスリランカやバングラディシュに渡航し、ゼブラフィッシュ野生個体および近縁種の採取を行う。渡航が難しい場合は、野生個体の採集、飼育、交雑種の作出等を現地研究者に依頼する。また、必要に応じて日本国内で入手できるゼブラフィッシュ系統における系統間の体サイズや寿命の違いについても検討する。
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Causes of Carryover |
本研究ではバングラディシュやスリランカにおいて、現地研究者と協力して魚の採取や飼育を行うことを計画していたが、新型コロナウィルスのパンデミックにより海外渡航が不可能になった。また、そうした現地でのサンプルを使ったシーケンシングも行えなかった。これらは作業は次年度に繰り越されるため、そのための費用も次年度に繰り越すこととした。
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