2022 Fiscal Year Research-status Report
Zr-89標識イメージング技術に基づく次世代抗体医薬の創生プラットフォームの形成
Project/Area Number |
19KK0215
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
佐々木 崇了 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (10461253)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
樋口 隆弘 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (30739850)
渡部 昌実 岡山大学, 大学病院, 教授 (70444677)
明日 卓 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (50786738)
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Project Period (FY) |
2019-10-07 – 2024-03-31
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Keywords | PET / 抗体 / ジルコニウム89 / 画像診断 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究はドイツーヴュルツブルグ大学におけるニ重特異性を有する次世代の人工抗体作成技術を導入し、本国研究組織におけるイメージング技術と融合することで、がん特異 性を飛躍的に向上させたイメージング基盤技術の創出を目的とする。複数のがん抗原を同時に標的とした放射標識低分子抗体プローブを作成し、2種のがん抗原の重 複を可視化することで、特異性と感度を向上させた診断薬を開発する。 2022年度はモデルとなる低分子抗体にキレーター修飾および放射標識を施し、抗体の特異性および安定性を評価した。また新規のターゲットとしてNISトランスポーターを対象とした研究をドイツドイツーヴュルツブルグ大学と検討し、新規のmRNA創薬の基盤検討を行った。これらの基盤検討において剤形として脂質粒子の検討およびタンパク発現の検討を行った。国内外の情勢からドイツへの渡航が遅延しており、研究期間の延長申請を行い、2023年度夏季より渡独する計画を立てた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年1月より世界的なCOVID-19における感染波及により日独の研究者移動に支障をきたしている。本研究ではドイツにおける独自技術の取得が必須であり、 ヴュルツブルク大学における研究者派遣ができておらず、Webベースにおける検討を主とした準備を進めている状況である。研究資源の送付等で実施できる研究 については実施可能であるが、技術交流については実施できていない。
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Strategy for Future Research Activity |
COVID-19における感染波及の鎮静化を待ち、研究者派遣を行い研究を遂行する。今後の情勢如何では、研究期間の延長及び、研究者の移動を伴わない研究方法を 検討していく。また研究期間の再延長も視野に入れ、研究計画を見直す予定である。
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Causes of Carryover |
2020年1月より世界的なCOVID-19における感染波及により日独の研究者移動に支障をきたしているため、旅費滞在費の執行状況が遅延している。事態の鎮静化と ともに計画通りに研究者派遣を行う予定である。
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