2020 Fiscal Year Research-status Report
ハワイ語新聞を一次資料とする危機言語の復活とメディア利用に関する談話分析的研究
Project/Area Number |
19KK0302
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
古川 敏明 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 准教授 (90609372)
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Project Period (FY) |
2020 – 2022
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Keywords | ハワイ語 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度の年度末に採択が内定し,2020年度は渡航のための準備期間として位置づけられる.そのため,2021年度8月からのアメリカ・ハワイ州への渡航および1年間の滞在に向けた準備を行ってきた.基課題である若手研究(B)のプロジェクトでハワイ語ラジオに関する相互行為研究を進める一方,ハワイ語新聞を分析対象とする本研究の一環として,これまで国内で収集した資料に基づく口頭発表を行なった.また,この口頭発表に基づく論考を準備中である.さらに,渡航後の共同研究を前提とした事前準備として,現地の共同研究者たちとWeb会議システムを利用して情報交換を行なった.予定通りハワイ州への渡航,ハワイ大学での受け入れが行われた場合,現地においてハワイ語新聞とラジオ番組に関する研究を発展的に展開していくことを目指している.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2020年度は,2021年度の渡航に向けた準備期間であり,受け入れ先機関との連絡に費やしてきた.年度末になってようやくビザ申請に向けた手続きが進み始め,2021年4月現在も継続中であるが,順調に進めば予定通り渡航を実現できる見込みがある.
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Strategy for Future Research Activity |
受け入れ先機関であるハワイ大学から招待状は発行されたので,2021年4月中にビザ取得に向けた準備を開始する.8月に渡航が実現できた場合は,ハワイ語新聞を中心とする資料収集を実施していく.
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