2021 Fiscal Year Research-status Report
Theoretical and empirical analysis on household and firm dynamics
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19KK0338
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
濱野 正樹 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20711089)
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Project Period (FY) |
2020 – 2022
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Keywords | 参入・退出 / 企業の異質性 / 家計の異質性 / 開放経済 / 動学的一般均衡 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、昨年度の遅れを取り戻すべく、積極的に海外での研究滞在を行い、共同研究者との意見交換や国際会議での報告に努めることができた。研究計画で示した5つのテーマに沿って、おおむねどれも順調に進んでいる。 また5つの研究計画のうちの一つである、E)『自然災害と地域間扶助(Natural disaster and Regional Interdependence)について、国際的なジャーナルより関連する論文を刊行することができた。 sらに5つのテーマのうちA)『異質な家計とマクロ動学(Heterogenous Households and Macroeconomic Dynamics)』と、B)『金融政策と異質な企業(Monetary Policy and Heterogenous Firms)』2つについては、ワーキングペーパーを刊行し、さらにアップデートすることができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究計画における5つのテーマのうち、ひとつがすでに国際ジャーナルに掲載された。またそのほかのテーマについてもおおむね順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は5つのテーマのうちC)『金融制約と異質な企業(Financial Friction and Heterogeneous Firms)』とD)『貿易ショックと輸出財の種類、品質の変化 (Trade Cost Shock and Dynamics of exported varieties and qualities)』についてとくに力点んをおいて活動したい。具体的にはワーキングペーパーの完成を目指したい。
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Research Products
(3 results)