2021 Fiscal Year Research-status Report
大規模シミュレーションを用いた初代星からはじまる宇宙の天体形成・進化の理論的研究
Project/Area Number |
19KK0344
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
石山 智明 千葉大学, 統合情報センター, 准教授 (90616426)
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Project Period (FY) |
2019 – 2022
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Keywords | 宇宙物理 / 高性能計算 / ダークマター / 銀河 / 星 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、大規模宇宙論的ダークマター構造形成シミュレーションと準解析的モデルを駆使し、宇宙初期から現在にいたる、銀河や活動銀河核の大局的分布やその進化を理解することである。将来の大規模天体サーベイ観測と比較可能な模擬カタログを構築・公開し、これら天体の起源を理論的に明らかにする。欧州の大規模観測プロジェクトに携わる海外研究者と国際共同研究を行い、カタログを標準的なものへと発展させる。 2021年度はCOVID-19 の影響により海外渡航できなかったが、オンラインで共同研究を進めた。2020年度に進めた大規模宇宙論的シミュレーション上で、(1)準解析的モデルを用いた模擬カタログの構築(2)スローンデジタルスカイサーベイの観測データと直接比較可能な、経験的モデルを用いた模擬カタログの構築 を進めた。結果を欧文論文としてまとめている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
COVID-19 の影響により、2020年度の渡航が大幅に縮小され、2021年度は渡航できなかった。オンラインで継続的に国際共同研究を進めているものの進捗が遅れている。そこで1年間の補助事業期間延長を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
COVID-19 の影響で、渡航計画の大きな修正を余儀なくされている。情勢を注視しつつ、渡航期間を短縮・分割するなどして研究を進める。
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Research Products
(4 results)