2020 Fiscal Year Research-status Report
Reduction of death from colorectal cancer with help of artificial intelligence
Project/Area Number |
19KK0421
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
森 悠一 昭和大学, 医学部, 講師 (20459209)
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Project Period (FY) |
2019 – 2021
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Keywords | 人工知能 |
Outline of Annual Research Achievements |
本国際研究では、人工知能(AI)を利用した大腸内視鏡検査により、「命を救える」ことを証明する。共同研究者である三澤将史らが中心となって開発した内視鏡用AIは内視鏡検査中に大腸ポリープ等を自動で検出し、医師の見落としを予防することが期待されている(Misawa M, Kudo S, Mori Y, et al. Gastroenterology 2018)。このAIによって、将来の癌死が実際に抑制できるかどうかを検証することが、本研究の目的である。 本年度は、研究のインフラストラクチャーを構築とするとともに、公的癌検診プログラムとの相談をすすめ、研究のfeasibilityについての検証を徹底的に行った。また、並行してAIのもつ癌死抑制効果の可能性をmicrosimulation modelを用いて検証した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の予定どおり、研究のインフラ構築が順調にすすんでおり、feasibilityの評価もできた。
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Strategy for Future Research Activity |
R3年度は、癌検診プログラムとの交渉をはじめる。また、R2年度に実施したmicrosimulation model研究の結果、必要とされるサンプルサイズが大幅に増加する見通しであり、どのようにしてfeasibleな試験を実施しうるかの検討を徹底的に実証する。
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Research Products
(16 results)