Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
金属ナノ構造に生成する局在プラズモンは、金属の近接場に大きな電場を作り出し、効率的な反応、新たな反応を引き起こすことが期待されている。これまでの研究で、酸化チタンナノ粒子に吸着した金ナノ粒子をフェムト秒レーザーで励起した際に、250 fs 以内に約40%の収率で、酸化チタンの伝導帯に電子が移動するという知見を、赤外波長領域の過渡吸収測定から得た。本年度、特に金ナノ粒子間付近に生じる増強電場が電子移動反応に与える効果を、フェムト秒の過渡吸収分光により明らかにした。
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The Journal of Physical Chemistry C 113
Pages: 6454-6462
http://staff.aist.go.jp/akihiro-furube/