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2008 Fiscal Year Annual Research Report

代謝物多様性解明に向けたマスフラグメンテーション解析法の開発

Research Project

Project/Area Number 20200062
Research InstitutionKazusa DNA Research Institute

Principal Investigator

鈴木 秀幸  Kazusa DNA Research Institute, 産業基盤開発研究部, 主任研究員 (80276162)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 青木 考  財団法人かずさDNA研究所, 産業基盤開発研究部, 室長代理 (30344021)
櫻井 望  財団法人かずさDNA研究所, 産業基盤開発研究部, 研究員 (30392286)
飯島 陽子  財団法人かずさDNA研究所, 産業基盤開発研究部, 特任研究員 (90415456)
Keywords代謝物多様性 / メタボロミクス / 生物種間比較 / 進化 / 酸化反応
Research Abstract

(1)標準化合物のMS/MS情報の網羅的取得
本研究機関が既に取得済みの二次代謝産物を中心とする精製標品のMS/MSデータに関して、液体クロマトグラフィー/フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴/質量分析装置(LC/FTICR/MS)を用いて、化合物として検出されたピークの半数以上に対してMS/MS情報を取得できるような分析条件の確立を行なった。1スキャンあたり10個の標的m/zピークを選んでMS/MS情報を取得できるため、(I)LCでの分離条件を検討しMS/MS取得網羅率を上げることと、(ii)すでにMS/MSデータ取得したm/z値を排除し、同じ条件の測定を繰り返すことで標的m/z網羅率を上げていくこと、を組み合わせて網羅率とスループットを最適化した。標品MS/MSデータとして、糖・アミノ酸・脂質・テルペノイド・ステロイド・フラボノイド・アルカロイド等なるべく広範な標品のデータを収集した。500個以上の標品の組成式を用いて、酸素原子と炭素原子の割合および炭素原子と水素原子の割合をもとに分布を描画するJAVAソフト(Van Krevelen plot)で、文献上の天然物と購入済みの標品の集積状況を把握し、化合物と化合物の関係をスポット毎の関係を描写した。これらのデータと実際の生物から得られた代謝物の分布を比較検討する予定である。
(2)酸化反応を調べるための1802存在下での植物育成の条件検討
モデルサンプルとして光合成能力を有するシアノバクテリアとクラミドモナスの培養を開始し、予備的な代謝産物の分析を行った。代謝物多様化をもたらす大きな要因の一つとしての酸化反応の頻度を調べるため、酸素原子取り込みの測定を行なうための条件検討を行った効率的に代謝産物を多量に得られる条件の検討を開始した。

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Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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