2010 Fiscal Year Self-evaluation Report
Development of an ultimate SQUID and its device application
Project/Area Number |
20221007
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (S)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Microdevices/Nanodevices
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Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
TAKAYANAGI Hideaki Tokyo University of Science, 総合研究機構, 教授 (70393725)
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Project Period (FY) |
2008 – 2012
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Keywords | 単量子デバイス / スクイッド / 量子ドット / 量子コンピューター |
Research Abstract |
(1)少数スピンの緩和過程の解明を目的として、ナノスクイッドの開発を進める。 (2)InAs量子ドットで結合した超伝導磁束量子干渉計(SQUID)を実現し、光系と超伝導系の間の量子インターフェースの基礎を確立する。そのための、光系と超伝導系の間の古典的結合を確認する。具体的には、量子ドットに光を照射し、ドット中にスピンを励起し、これによって、量子ドット接合がπ-接合となることを確認する。次に、光系の光子のあるとない状態の量子重ね合わせ状態を、SQUID系のπ-接合と通常接合の量子力学的重ね合わせ状態への転写をおこなう。 (3)さらにスクイッドのデバイス展開という観点から、研究計画の途中から、ナノスクイッドを用いた物性探索を新たに加えることとした。具体的には、非S波超伝導体と考えられているRu-Sr2RuO4共晶と従来型超伝導であるNbで超伝導ループを構成したハイブリッドナノスクイッドを作製しカイラルP波超伝導体に特徴的なπ-SQUID状態、半整数量子渦状態のSQUIDによる検出を目指す。
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Research Products
(13 results)
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[Patent(Industrial Property Rights)] 固有ジョセフソン接合素子,及び,これを用いた量子ビット,超伝導量子干渉素子,テラヘルツ検出器,テラヘルツ発振器,電圧標準装置,ミリ波・サブミリ派受信機,並びに,固有ジョセフソン接合素子の製造方法2010
Inventor(s)
柏谷裕美,柏谷聡
Industrial Property Rights Holder
独立行政法人産業技術総合研究所
Industrial Property Number
特許権,2010-105228
Filing Date
2010-04-30