2009 Fiscal Year Annual Research Report
地域統合のスピルオーバー効果とサイクル効果:アジアと拡大EUの成長と循環
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20223003
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| Research Institution | Osaka University |
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Principal Investigator |
高阪 章 Osaka University, 大学院・国際公共政策研究科, 教授 (00205329)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
阿部 茂行 同志社大学, 政策学部, 教授 (60140076)
小川 英治 一橋大学, 大学院・商学研究科, 教授 (80185503)
深川 由起子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30306485)
三重野 文晴 神戸大学, 大学院・国際協力研究科, 教授 (40272786)
佐藤 清隆 横浜国立大学, 経済学部, 准教授 (30311319)
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| Keywords | 地域統合 / 生産ネットワーク / サイクル効果 / バランスシート効果 / マクロ金融リンケージ / 金融深化 / 通貨統合 |
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| Research Abstract |
スタートアップの成果を踏まえ、国内の定期的会合によって研究交流を実質化するとともに、関連機関への海外調査や関連問題研究者との意見交換により、研究の深化を図った。また、年度末にかけて、海外研究協力者と国際ワークショップを開催した。
以上の作業のため、海外調査については、東アジア、拡大EUおよび米国を対象に訪問調査を行った。
具体的訪問先としては、シンガポール:ナンヤン工科大学、米国:東西センター、アイルランド:トリニティカレッジ、英国:経済政策研究センターなど。また、国内では、定期的に研究会を開催するとともに、内外の関連研究者からのヒヤリングとワークショップを実施した。とりわけ、1月にルーベン(ベルギー)で実施した国際ワークショップJSPS EU-Japan Joint Workshop on Spillover and Cycle Effects of Regional Integration : East Asia and EU, Faculty of Economics and Business, Catholic University of Leuvenでは、日本側から11名、欧州側から8名の参加者があり、2日間にわたって8本の報告とそれに対する質疑応答が行われた。貿易・投資およびマクロ・金融市場における統合の効果に関し、東アジアと拡大EUに関する地域比較の視点から双方の研究の深化が図られた。
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