2012 Fiscal Year Annual Research Report
ギリシア古代都市メッセネおよびフィガリアの建築と都市環境に関する学際的研究
Project/Area Number |
20226012
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
伊藤 重剛 熊本大学, 自然科学研究科, 教授 (50159878)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林田 義伸 都城工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (00149999)
太田 明子(中川明子) 徳山工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (10442469)
近津 博文 東京電機大学, 理工学部, 教授 (50112876)
岡田 保良 国士舘大学, 付置研究所, 教授 (90115808)
勝又 俊雄 女子美術大学, 芸術学部, 教授 (70224475)
吉武 隆一 熊本大学, 学内共同利用施設等, 助教 (70407203)
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Project Period (FY) |
2008-05-12 – 2013-03-31
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Keywords | 古代都市 / メッセネ / フィガリア / ギリシア / 劇場 / 城壁 / 教会 / レーザー測量 |
Research Abstract |
1)フィガリアの古代都市の調査 前年度に引き続き、全体の地形図作製とともに、城壁の一部について実測調査を行なった。今年度は東側から北側にかけての城壁について、模型ヘリによる写真測量を行ない、平面図及び平面オルソ画像の作成を行なった。また西側の枝城壁については平面オルソ画像の作成、南西側の城壁は平面図の作成、地形図作製については、北東部城壁を覆う灌木を伐採し、城壁の痕跡を露出させ、城壁の明確な位置を把握した。結果は建築学会九州支部の論文に投稿した。 2)メッセネの劇場及びアギア・サマリナ教会の建築的研究 メッセネの劇場の実測調査は、殆ど終了しているが、劇場座席についていくつかの部材図面作成が残っていたので、今年度はそれを行ない、これにより劇場に関しては図面作成はほぼ終了した。スケーネの復元図、作成については、建築学会計画系論文報告集に投稿した。座席部分については、同誌に投稿中である。また、昨年のメッセネのヴルカノ修道院の研究と関連して、メッセネの南西4kmにあるアギア・サマリナ教会について、3次元レーザースキャン技術を用いて、オルソ画像による平面図、立面図、断面図等の作成を終了した。 3)アテネのアクロポリスの「ローマとアウグストゥスの神殿」の建築的研究 アテネのアクロポリスにある「ローマとアウグストゥスの神殿」は、メッセネの劇場のスケーネと同じく、ローマ時代の建物であるが、正確な図面がなく、本年から実測を始めた。本年は3次元レーザースキャナーを用いて、主となる部材のいくつかについて全体の形状を取り、これをもとに実測図を作成した。結果は、日本建築学会九州支部の研究報告に発表した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(18 results)