2012 Fiscal Year Annual Research Report
超臨界法による有機無機ハイブリッドナノ粒子合成・化工熱力学と単位操作の確立
Project/Area Number |
20226015
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
阿尻 雅文 東北大学, 原子分子材料科学高等研究機構, 教授 (60182995)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
名嘉 節 独立行政法人物質・材料研究機構, 先端材料プロセスユニット, 主席研究員 (30344089)
北條 大介 東北大学, 原子分子材料科学高等研究機構, 助教 (30511919)
高見 誠一 東北大学, 多元物質科学研究所, 准教授 (40311550)
有田 稔彦 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (50423033)
梅津 光央 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70333846)
青木 宣明 東北大学, 原子分子材料科学高等研究機構, 助教 (90437244)
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Project Period (FY) |
2008-05-12 – 2013-03-31
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Keywords | 薄膜 / 微粒子形成操作 |
Research Abstract |
金属酸化物ナノ粒子は、極めて広い分野での応用が期待され利用技術開発が進められている。本研究では、ナノ粒子系の分子設計とハンドリング・構造化のための基礎学理と単位操作の確立と、学術面においても、有機・無機融合学理、その反応工学、そしてナノ粒子系の熱力学の創出を目指した。また、ナノ粒子からなる超結晶合成のための技術基盤の確立に挑戦した。 1.有機・無機結合反応の機構解明、複合金属酸化物、金属硫化物、半導体合成の研究を昨年度に引き続き更に詳細に行い、ナノ粒子合成の最適条件を予測する手法・反応設計指針の完成を目指した。表面有機分子への高分子の導入により、高分子とのハイブリッド材料合成などこれまでの研究成果を集大成し、具体的な応用のための流体ハンドリング・構造形成技術の構築に取り組んだ。 2.高圧系のPVT測定装置を用いて、高分子-溶媒-分子様ナノ粒子間の相平衡の測定、熱量測定実験を行い、有機修飾ナノ粒子の熱物性評価法の確立を試みた。さらに、溶媒中に高濃度分散した分散液の粘性測定も行った。 3.昨年度に引き続き、ナノ粒子と表面電荷(官能基)の制御により、2成分および3成分系のナノ粒子の配列・分散制御を試み、2成分ナノ粒子が偏在することなく混合することに成功した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(15 results)