2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20229002
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
福山 透 The University of Tokyo, 大学院・薬学系研究科, 教授 (10272486)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横島 聡 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 講師 (10376593)
下川 淳 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 助教 (60431889)
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Keywords | 全合成 / アルカロイド / 希少天然物 / 実用的合 |
Research Abstract |
まず研究開始にあたり、エクテナサイジン743の合成研究およびビンブラスチンの誘導体合成を行った。エクテナサイジンは芳香環部位の合成を行い、フェノールのオルト位でのメチル化、フェノールの酸化に続くシアノ機の導入、および転位反応を経て窒素原子の導入を行うことに成功した。ビンブラスチンは、ビンドリンからの誘導を行い、下部ユニットに相当する化合物の合成を行った。以上にて研究期間が終了した。
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