2010 Fiscal Year Annual Research Report
地域の環境計画づくりの参加における学習プロセスの構築
Project/Area Number |
20241010
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
原科 幸彦 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (20092570)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
錦澤 滋雄 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 准教授 (70405231)
秋山 貴 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助教 (20572910)
井関 崇博 兵庫県立大学, 環境人間学部, 講師 (50432018)
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Keywords | 環境基本計画 / 無作為抽出 / 市民討論会 / 沼津市 / 学習プロセス / 討議民主主義 / 協働 |
Research Abstract |
(1)第2回 無作為抽出市民討論会の会議実験の実施と研究成果の報告等 昨年度の会議実験を踏まえて、協力自治体である沼津市と連携しながら、2010年7月10日(土)、第2回無作為抽出市民討論会を実施した。会議実験の準備として、無作為抽出アンケート、参加者招集、情報提供資料作成、会議実験シミュレーション(6月22日)を行った。会議実験は、35人の無作為抽出市民と、31人の環境市民会議メンバーの合同開催による合計66人の参加により開催された。会議実験は概ね当初の予定通りのプログラムで実施した。この結果は、日本計画行政学会若手研究交流会で発表し、沼津市環境基本計画の中でも討論会の概要が紹介された。またこの取組みに関して、大分大学の篠藤教授(市民参加研究者)らが本研究室を訪問し、意見交換した。 (2)環境基本計画の推進づくりのプロセス設計と実施について 沼津市環境基本計画づくりを担う環境市民会議を対象として、計画推進を担う市民主体の組織が自主的に発足することを目標として、沼津市役所と連携して推進体制づくりのプロセスを設計した。参加市民の主体性を引き出す仕組みと、確実に成果を出す検討手順を構築し、共有するという観点からプロセスを構築した。この結果、計画推進を担う「エコネット沼津」という市民主体の組織が設立された。 (3)諸外国の参加型まちづくり学習に関する調査 これまでの研究成果のフォローアップとして、海外調査を実施した。具体的には、プロジェクト実施段階における学習方法の制度が充実しているドイツの事例を調査した。この調査では、州・市行政や学識経験者等へのヒアリング、教育機関が提供する教育プログラムの参与観察を行った。
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