2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20244063
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
古澤 明 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (90332569)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
米澤 英宏 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (50451802)
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Keywords | 量子エレクトロニクス / 量子コンピュータ |
Research Abstract |
本研究提案では、以上の成果に立脚し、測定誘起型量子状態操作を用いて、連続量量子情報処理と量子ビット量子情報処理の統合を視野に入れた研究を行う。 具体的には、広帯域ユニバーサルスクイーザーを作製し、単一光子状態にスクイーズ操作を施し、シュレディンガーの猫状態を生成する。つまり、連続量の手法を用いて、量子ビットの状態を生成するというものである。 研究実施計画および達成状況: (平成22年4月-6月)昨年度成功した、広帯域ユニバーサルスクイーザーの入力に適したレベル・レートの単一光子状態生成を最適化する。→達成した。また、この成果を論文化する。→論又準備中。 (平成22年7月-平成23年2月)昨年度作製に成功した広帯域ユニバーサルスクイーザーに、上記の単一光子状態を入力し、実際にシュレディンガーの猫状態の生成を行う。→達成した。 実験の検証は量子トモグラフィーを用いて行う。成功の基準としては、スクイーズ操作後の状態のウイグナー関数に負の部分の存在の有無とする。負の部分が存在すれば、実験成功とする。→達成した。 シュレディンガーの猫状態生成成功の確認後、スクイーズ操作のレベルを変化させ、操作後の状態がどのように変化するかを調べる。また、理論的な考察も併せて行う。→達成した。 (平成23年3月) このプロジェクトのまとめを行う。さらに、スクイーズ操作によるシュレディンガーの猫状態生成に関して論文を執筆する。→論文準備中。
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[Presentation] Adaptive optical phase estimation2010
Author(s)
D.Nakane, T.A.Wheatley, D.W.Berry, H.Yonezawa, H.Arao, D.T.Pope, T.C.Ralph, H.M.Wiseman, E.H.Huntington, A.Furusawa
Organizer
10th Asian Conference on Quantum Information Science (AQIS)
Place of Presentation
Tokyo
Year and Date
2010-08-30
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[Presentation] Adaptive optical phase estimationWiseman, E.H.Huntington, and A.Furusawa2010
Author(s)
D.Nakane, T.A.Wheatley, D.W.Berry, H.Yonezawa, H.Arao, D.T.Pope, T.C.Ralph, H.M.
Organizer
CLEO/QELS 2010, JThF4
Place of Presentation
San Jose, U.S.A
Year and Date
2010-03-20
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