2008 Fiscal Year Annual Research Report
波長チャネルと非線形相互変調効果を用いた半導体マイクロリング光信号処理回路の研究
Project/Area Number |
20246021
|
Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
國分 泰雄 Yokohama National University, 大学院・工学研究院, 教授 (60134839)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荒川 太郎 横浜国立大学, 大学院・工学研究院, 准教授 (40293170)
|
Keywords | フォトニックネットワーク / 光スイッチ / マイクロリング共振器 / 量子井戸 / 光増幅器 |
Research Abstract |
本研究では,マイクロリング共振器に半導体光増幅器(SOA)を導入して,SOA中での信号光自身の自己位相変調(SPM)や入力信号光と制御光間の相互利得変調(XGM)および相互位相変調(XPM)を共振器によって増強して光-光高速変調に利用し,高速光パルス信号のリミッタなどの波形整形,インバータや2入力信号のXORなどの基本演算を,波長チャネルを用いて可能にする半導体マイクロリング光信号処理回路の実現を目的として,研究を開始した。 実際にフォトマスクの作製や結晶成長用混合ガスなどの消耗品の購入を行い研究を進めつつあったが,その途中で,基盤研究(S)の追加採択が決まったため,本研究を廃止することにした。
|