2012 Fiscal Year Annual Research Report
中低層RC造建物に対する震前・震後の簡便な耐震補強技術の研究開発
Project/Area Number |
20246091
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
山川 哲雄 琉球大学, 工学部, 名誉教授 (50142352)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒木 正幸 大分大学, 工学部, 助教 (10295165)
津田 惠吾 北九州市立大学, 国際環境工学部, 教授 (50112305)
菊池 健児 大分大学, 工学部, 教授 (50117397)
上原 修一 有明工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (60151825)
中田 幸造 琉球大学, 工学部, 准教授 (80347129)
森下 陽一 琉球大学, 工学部, 教授 (90091339)
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Project Period (FY) |
2008-04-08 – 2013-03-31
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Keywords | 耐震補強 / せん断損傷 / 緊急補強技術 / コンクリートブロック壁 / 鉄骨ブレース / 付着強度 / 合成無筋壁 / 柱梁接合部 |
Research Abstract |
琉球大学におけるせん断損傷RC柱の緊急補強技術、RC柱のせん断強度に関する研究、極低強度コンクリートRC柱、合成無筋壁、耐震壁、コンクリートブロック(CB)壁、鉄骨ブレースの実験的研究、大分大学の地震前・後の能動的横拘束下における柱主筋の付着強度の実験的研究、北九州大学の合成接合された枠付き鉄骨ブレースの座屈長さ係数の評価、そして有明高専の柱梁接合部の耐震補強技術の研究開発は計画通り、おおむね順調に進展し、ほぼ平成23年度までに実験的研究は概ね終了し、24年度は研究成果のまとめと補充実験に力点をおいた。これらの実験の結果からわかったことは、コンクリートを横拘束すれば強度と靱性に富んだ高い耐震性能が得られるということである。本科研における研究は、この事実をいかに技術として各耐震要素に取り込んだらよいかを研究開発してきたことに相当する。平成24年度は研究の最終年度に当たり上記の研究成果を整理し、研究発表論文と合わせて印刷・製本したうえで、関係研究者に配布した。そのほか、平成25年1月30日、一般財団法人日本建築総合試験所から建築技術性能証明書(GBRC性能証明 第12-29号)を、上記科研の基盤Aの研究課題の一つである「合成接合法を用いた門形枠付き鉄骨ブレース増設補強」で取得した。さらに、上記と同一テーマの特許(特許第5227815号)も平成25年3月22日に日本特許庁から登録された。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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