2010 Fiscal Year Self-evaluation Report
Elucidation of the ribosome maturation mechanism by the structure analysis of RAT-U13snoRNA complex
Project/Area Number |
20247007
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Structural biochemistry
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
TANAKA Isao Hokkaido University, 大学院・先端生命科学研究院, 教授 (70093052)
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Project Period (FY) |
2008 – 2011
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Keywords | X線結晶構造解析 / RNA-タンパク質相互作用 / snoRNA / リボソーム生合成 / アセチル化 |
Research Abstract |
リボソームは翻訳の基幹装置であり,その生合成機構の解明は,生命現象解明の中心的課題である.本研究では,rRNAの成熟過程を,アセチル基転移酵素とガイドsnoRNAの複合体解析を通して解明することを研究目的としている.連携研究者の鈴木勉(東大・院工)は,近年,真核生物においてrRNAのHelix45のアセチル化に関与する必須遺伝子を同定したが,この遺伝子は我々が構造解析したヘリカーゼ機能を持つtRNAアセチル基転移酵素TmcAのホモログをコードしている.我々はこれらの事実から,このTmcAホモログは備え持つヘリケースドメインによりHelix45の2次構造を解きつつ,U13をガイドとしてpre-18SrRNAに結合し,アセチル化を施しているという新しい概念を持つに至った.本研究では,このTmcAホモログ(RAT : RNA Acetyl Transferase)がU13をガイドとしてpre-18SrRNAを認識し,その2次構造を解き,アセチル化を行う分子機構を解明し,次いで,そのアセチル化を認識したrRNA切断酵素がpre-18SrRNAをプロセシングするまでの分子機構を解明する
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Research Products
(11 results)