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2012 Fiscal Year Annual Research Report

遺伝子組換え酵母の生育能回復試験を用いた抗腫瘍性海洋天然物の探索と創製

Research Project

Project/Area Number 20248022
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

松永 茂樹  東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (60183951)

Project Period (FY) 2008-04-08 – 2013-03-31
Keywords遺伝子導入酵母 / 抗腫瘍性
Research Abstract

真核生物の細胞の、染色体の末端には単純な反復配列からなるテロメアが存在する。細胞分裂を繰り返すごとにテロメアは短くなり、一定の長さに達すると細胞は老化を迎え、それ以上細胞分裂を行うことができなくなる。ところが、がん細胞は、正常細胞では不活性化されているテロメラーゼが活性を示し、テロメア長を維持できるため、無制限に細胞分裂を行える。テロメラーゼ活性を高めるタンパク質としてtankyrase1が知られている。これはテロメア関連タンパク質TRF1をポリADPリボース化することで分解を促し、テロメラーゼのテロメアへの接近を容易にする。そのため、tankyrase1を阻害する化合物は、新たながん治療薬のリード化合物になる可能性がある。
本研究では、ヒトtankyrase1遺伝子を過剰発現させた分裂酵母Schizosaccharomyces pombe(以下TK1株)を用いた。TK1株はヒトtankyrase1遺伝子の過剰発現に起因する増殖遅延を示す。この酵母の、tankyrase1遺伝子の発現が阻害されれば、増殖遅延が解消され、生育が回復する。そこで、TK1株の生育回復を指標に、カイメンからのヒトtankyrase 1阻害剤の探索を行い、未同定種カイメンから3種類の新規ステロイド配糖体を得て、その構造決定を行った。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2013

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 遺伝子組換え酵母を用いた小臥蛇島産カイメンからの新規ステロイド配糖体の単離および構造決定2013

    • Author(s)
      鈴木真志ほか6名
    • Organizer
      平成25年度日本水産学会春季大会
    • Place of Presentation
      東京海洋大学
    • Year and Date
      2013-03-27

URL: 

Published: 2014-07-24  

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