2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20252001
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Research Institution | Aichi University |
Principal Investigator |
古澤 賢治 Aichi University, 現代中国学部, 教授 (80181452)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
周 星 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (00329591)
鈴木 規夫 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (70271468)
高橋 五郎 愛知大学, 現代中国学部, 教授 (50269130)
馬場 毅 愛知大学, 現代中国学部, 教授 (30410559)
藤田 佳久 愛知大学, 文学部, 教授 (70068823)
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Keywords | 地域研究 / 社会学 / 中国西北地域 / 民族間矛盾 / 環境・水 / 貧困・福祉 / 民俗・文化 / 国際研究者交流 |
Research Abstract |
20年度に引き続き寧夏周辺諸省との合作による中国西域の地域間格差・環境・エネルギー・社会福祉・民俗・文化等の実態調査(定点観測を含む)を実施した。現地調査を通じ地元研究者、行政担当者、末端の村民委員会役員、村用水協会役員等との討論を実施、現代中国学、その中心的な方法として位置づける「コ・ビヘイビオリズム」の国際的な実効性を確認し合った。 また2年間の研究を踏まえて、特に調査が集中した寧夏および青海両社会科学院研究者との研究交流会を実施、現代中国学の実効性と欧米を視野に入れた新たな学会の設立について合意をみた。 21年度において実施した具体的な研究実績は以下の通りである。 1、中国青海省社会科学院との共同により、西寧市、海北州祁連県、門源県で水質・農村環境調査実施(21年7月4~11日)。 2、中国復旦大学と共同による回族自治をめぐる研究会(上海)の実施(21年8月4~7日)。 3、寧夏社会科学院との共同により銀川市隆徳、固原市、中衛市、平羅県で民俗・文化実態調査実施(21年8月26~9月5日)。 4、寧夏社会科学院との共同により銀川市、賀蘭県、永寧県で村民委員会、村用水協会、企業農業者、回族及び漢族農民との面接調査を実施。貧困・福祉、水利施設定点観測調査(21年11月11~16日)。 5、寧夏銀川市、北京、内モンゴル自治区で貧困調査実施(22年2月7~21日)。 6、中国広西チワン族自治区桂林、重慶にて民俗調査実施(22年3月3~14日)。 7、新彊ウイグル自治区ウルムチで少数民族問題調査(22年3月5~10日)。 8、浙江省義烏市にて、回族事業実態調査(22年3月14~17日)。 9、寧夏社会科学院及び青海省社会科学院との国際研究者交流(ミニシンポジュウム)を実施。現地調査を通じた現代中国学の諸問題と可能性、国際的な学問的な普及、国際中国影響学会(仮称)の設置等について討議した(22年3月)。本成果については、現代中国学ジャーナル(ICCS)上に公表予定。
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Research Products
(19 results)
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[Journal Article]2010
Author(s)
鈴木規夫
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Journal Title
世界政治を思想するI(担当:第7章「イスラームと国際政治」)(国際書院)
Pages: 201-251/291
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