2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20254004
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
宗本 順三 Kyoto University, 工学研究科, 教授 (60219863)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鉾井 修一 京都大学, 工学研究科, 教授 (80111938)
吉田 哲 京都大学, 工学研究科, 准教授 (10293888)
松下 大輔 京都大学, 工学研究科, 講師 (90372565)
唐 ペン 岡山理科大学, 総合情報学部, 講師 (40378815)
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Keywords | 都市化 / 中国 / 居住地環境 / 設計技術 / 環境共生 |
Research Abstract |
平成20年度は「都市化による周辺地区を含めて住空間の形成過程」「供給された住宅団地の空間計画の変遷」「環境共生の建築材料」、及び「室外熱環境」「居住者の生活行動」の5分野に対して、調査を同時平行しておこなった。これらの成果は膨大なもので、現在解析中である。20年度の5分野の成果を、蘇南都市近郊地区における環境共生集合住宅の計画技術の開発に繰り込むために、まず、「都市化による周辺地区を含建築と芸術学院めて住空間の形成過程」(担当:宗本、吉田;中国側の協力者、東南大学建築学院:王建国教授、合肥工業大学:蘇継会教授)では、中国の多くの地域で起こっている都市化のメカニズムは、各地方には地方政府と呼ばれる自治体の行政機関が、それぞれ積極的に住宅地や工場団地、業務地を開発し、用地を供給している実体を調査によって明らかにした。次に、「供給された住宅団地の空間計画の変遷」(担当:宗本、吉田;中国側の協力者、東南大学建築学院:王建国教授、合肥工業大学建築と芸術学院:蘇継会教授)では、初期に供給された集合住宅の平面・規模、内装計画、外観デザイン、団地計画等から急速に計画方法が変化していることをとらえた。「環境共生の建築材料」(担当:宗本、吉田;中国側の協力者、東南大学建築学院:王建国教授、合肥工業大学建築と芸術学院:蘇継会教授)では、この地域の特性に適応する建築材料、蘇南に適応する建築形式、工法についてデータを調査した。「室外熱環境」担当:鉾井;中国側の協力者、東南大学建築学院:傅秀章副教授)では、室外温熱環境の改善に関する技術の研究、集合住宅地におけるエネルギーの利用技術の研究を行った。「居住者の生活行動」(担当:松下、唐、孫;中国側の協力者、東南大学建築学院:銭強教授;合肥工業大学建築と芸術学院:馮四清教授)では、中国では戸籍によって、「都市の居民」と「農民」を区分し、都市近郊地区に居住している「都市の居民」と「農民」の住宅地内の行動調査(例えば、「都市の居民」の日常行動、「農民」の生産行動など)を行い、住民の属性と行動をアンケートから調査した。
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