2008 Fiscal Year Annual Research Report
超大規模な単一実メモリ空間を活用する効率的データベース解析処理アルゴリズムの研究
Project/Area Number |
20300051
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
湊 真一 Hokkaido University, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (10374612)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
有村 博紀 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (20222763)
ツォイクマン トーマス 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (60374609)
喜田 拓也 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (70343316)
大久保 好章 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 助教 (40271639)
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Keywords | 二分決定グラフ / BDD / ZDD / データマイニング / データベース解析 |
Research Abstract |
1. BDD/ZBDDに基づくデータベース解析処理アルゴリズムの効率化と一般化の研究 組合せアイテム集合の出現回数(頻度)を, ZBDDによりインデックス化してメモリ上に生成・保持する効率的なアルゴリズムを既存手法と比較し, その効果を明らかにした. 頻出アイテム集合を生成することを知識概念の抽出・学習過程と捉えて, BDDを用いてコルモゴロフ複雑度を求めた場合の処理効率や誤差を, 理論と実装の両面から調べ, 機械学習や自動クラスタリングへの応用可能性を調べ, BDD/ZBDDの知識表現としての学術的側面を追究した. 2. 超大規模な単一実メモリ空間を活用するアルゴリズム実装技術の研究これまでに開発した各種のBDD/ZBDD処理アルゴリズムを上記のメモリサーバPCに実装し, 性能評価と課題の抽出を行った. 大規模なメモリ空間を使い切るBDD/ZBDD処理パッケージの保守管理を継続的に行い, 利用ノウハウを蓄積するとともに, プログラムやドキュメント, 評価用ベンチマーク例題などを国内外に随時公開した. 3. 本基盤技術の実データへの応用と性能評価, および課題のフィードバック現実のWeb空間に存在するデータ老題材に, 本基盤技術の有効性を評価する. Web上の文献情報の検索と類似文献のクラスタリング, XMLのような木構造を持っデータの解析, さらに長大なテキスト情報の検索と知識発見を検討した. 生命情報科学分野におけるウイルスの変異予測や遺伝情報からのデータマイニングへの応用法の検討を進めた.
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Research Products
(6 results)