2009 Fiscal Year Annual Research Report
超大規模な単一実メモリ空間を活用する効率的データベース解析処理アルゴリズムの研究
Project/Area Number |
20300051
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
湊 真一 Hokkaido University, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (10374612)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
有村 博紀 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (20222763)
ツォイクマン トーマス 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (60374609)
喜田 拓也 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (70343316)
大久保 好章 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 助教 (40271639)
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Keywords | 二分決定グラフ / BDD / ZDD / データマイニング / データベース解析 |
Research Abstract |
1.BDD/ZDDに基づくデータベース解析処理アルゴリズムの効率化と一般化の研究 組合せアイテム集合の出現回数(頻度)を,ZDDによりインデックス化してメモリ上に生成・保持する効率的なアルゴリズムを知識概念の抽出・学習過程と捉えて,知識概念を表すZDDを効率よく生成する手法の研究を進めた.特に今年度の成果として,毎日のデータベースから抽出した日毎の頻出パタンをZDDの系列として表現し,ZDD動詞の演算処理により特徴的な変化を効率よく発見する手法を提案した.「共起成分の含意関係」(Minato,2007)と呼ぶ新しい含意関係をさらに発展させ,誤差を許した共起含意関係を抽出するアルゴリズムの研究を進めた. 2.超大規模な単一実メモリ空間を活用するアルゴリズム実装技術の研究 前年度までに開発した各種のBDD/ZBDD処理アルゴリズムをメモリサーバPCに実装し,性能評価と課題の抽出を行った.大規模なメモリ空間を使い切るBDD/ZBDD処理パッケージの保守管理を継続的に行い,利用ノウハウを蓄積するとともに,プログラムやドキュメント,評価用ベンチマーク例題などを国内外に随時公開した. 3.本基盤技術の実データへの応用と性能評価,および課題のフィードバック 前年度に引き続き、現実のWeb空間に存在するデータを題材に,本基盤技術の有効性の評価を進めた.Web上の文献情報の検索と類似文献のクラスタリング,XMLのような木構造を持つデータの解析,さらに長大なテキスト情報の検索と知識発見の検討を進めた.
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Research Products
(12 results)
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[Book] New Frontiers in Applied Data Mining, "PAKDD 2008 International Workshops, Osaka, Japan, May 20-23, 2008, Revised Selected Papers, Lecture Notes in Artificial Intelligence, Vol.54432009
Author(s)
S.Chawla, T.Washio, S.Minato, S.Tsumoto, T.Onoda, S.Yamada, A.Inokuchi,(Editors)
Total Pages
213
Publisher
Springer
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