2008 Fiscal Year Annual Research Report
地域社会の課題解決を支援する公共図書館のサービス・研修モデルの構築に関する研究
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20300086
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| Research Institution | University of Tsukuba |
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Principal Investigator |
薬袋 秀樹 University of Tsukuba, 大学院・図書館情報メディア研究科, 教授 (80166074)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
斎藤 誠一 千葉経済大学, 短期学部・ビジネスライフ学科, 准教授 (20442072)
平久江 祐司 筑波大学, 大学院・図書館情報メディア研究科, 教授 (20302432)
荻原 幸子 専修大学, 経営学部, 准教授 (60242137)
鈴木 佳苗 筑波大学, 大学院・図書館情報メディア研究科, 准教授 (60334570)
大庭 一郎 筑波大学, 大学院・図書館情報メディア研究科, 講師 (50282372)
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| Keywords | 情報図書館学 / 公共図書館 / 職員研修 / 図書館サービス / 図書館政策 |
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| Research Abstract |
研究の目的は、公共図書館職員の研修方法と課題解決支援サービスの具体的な取組方法の解明で、1年目の課題は、先行研究を把握し、現状を認識するための文献収集と文献レビューである。テーマごとに分担し、関係文献の収集を行い、それをもとに文献レビューを作成中である。
1.図書館長、管理職、中堅職員の研修方法の研究
第一に、公共図書館職員の研修に関する文献を収集し、文献レビューを作成している。特に、公共図書館職員の研修に関する各種の調査報告書の内容を体系的に比較・分析し、これをもとに、公共図書館職員の研修の現状、意義、成果、問題点、課題等について検討した。第二に、新任図書館長研修のデータを収集・整理し、新任図書館長研修の現状、意義、成果、問題点、課題等について検討した
2.課題解決支援サービスの具体的な取り組み方法の研究
地域の課題解決を支援するサービスに関する文献を収集し、文献レビューを作成している。課題解決支援サービスを、学校教育支援、行政支援、ビジネス支援、子育て支援、法律情報の提供、医療情報の提供等に分類し、その現状、意義、成果、問題点、課題等について検討した。また、文献で報告されている図書館から一部を抽出し、図書館経営の観点からくわしく分析・検討した。特に地域的条件、行政上の位置付け、人的物的資源、改革の進め方、改革の評価等との関連について検討した。
これらをもとに、2年目の前半では、文献レビューを完成させ、後半では、抽出した図書館について、訪問によるパイロット調査をおこなう計画である。
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