2010 Fiscal Year Self-evaluation Report
Interventional investigative research to help understand the actual circumstances related to increasing the amount of physical activity of children living in subtropical island areas
Project/Area Number |
20300221
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Applied health science
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Research Institution | Kyoto University of Education (2010-2011) University of the Ryukyus (2008-2009) |
Principal Investigator |
KOBAYASHI Minoru University of the Ryukyus, 教育学部, 准教授 (70336353)
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Project Period (FY) |
2008 – 2011
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Keywords | ヘルスプロモーション / 行動学 / 健康心理 |
Research Abstract |
初年度の平成20年度における研究の主たる目的は,亜熱帯島嶼地域(沖縄県)の小学校高学年の身体活動量(歩数,運動量,総消費量)に関して,夏季と冬季でどのくらいの差が生じるのかの実態把握を行うことであったため,一軸の加速度計を用い,比較検討した。また,2年次目の平成21年度においては,都市部の子どもと亜熱帯島嶼地域の子どもについて,身体活動量に差があるのかどうかを検証するため,東京23区内の公立小学校3校の小学校5年生と同学年の沖縄県石垣島及び宮古島の公立小学校2校の児童(男女計377名)を対象として,同時期に1年次目と同様の手続きで調査を実施した。身体活動量の実態把握の際には,自記式の質問紙を用い,健康関連項目を含めたライフスタイル等についての質問紙調査を行い,それらが身体活動量とどのような関連性があるのかを明らかにした。さらに3年次目については,亜熱帯島嶼地域(沖縄県糸満市)の児童に対して身体活動量増強を目的とした介入調査を実施した。この際の介入プログラムについては,主として認知的なアプローチを適用した。なお,最終年となる4年次目(平成23年度)は,3年次目の介入調査の効果の持続の検討や介入期間から一定期間(3~4ヶ月)を経てからの効果の検証を図るとともに,これまでの結果から総合的な分析・考察を実施し,研究成果を広く社会に広めるため,論文作成ならびに学会発表を行う予定である。
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