2008 Fiscal Year Annual Research Report
自然体験学習の指導者養成システムに関する総合的研究
Project/Area Number |
20300252
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
朝岡 幸彦 Tokyo University of Agriculture and Technology, 大学院・共生科学技術研究院, 准教授 (60201886)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
南里 悦史 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 教授 (20218077)
石崎 一記 東京成徳大学, 人文学部, 教授 (70327261)
小川 潔 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (70133113)
能條 歩 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (20311524)
郡司 春元 茨城大学, 教育学部, 准教授 (40311279)
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Keywords | 自然体験学習 / 環境教育 / 指導者養成 / SLE / 科学教育 |
Research Abstract |
*第1年度(平成20年度) 第1年度である平成20年度は、当該研究課題に関する先行研究となる「自然体験学習系環境教育の指導者養成カリキュラム策定に関する総合的研究」(平成17〜20年度基盤研究(B)研究代表者・朝岡幸彦)の研究成果(中間報告書として『自然体験学習実践の地域指導者』自然体験学習実践研究/1巻1号、H19.7など)をメンバーと共有し、再編されたそれぞれのワーキング・グループの使命と目標・各研究分担者・連携研究者・研究協力者の役割を明確にするために、「自然体験学習実践研究会」の活動を中心に研究を進めた。 本研究プロジェクトを支援する可能性のある自然体験活動NGO・NPO、公民館、学校との協議を進めながら、日中韓環境教育協力会の協力を得て日中韓環境教育ワークショップ及び日中韓湿地キャンプに参加した子どもたちや父母を対象とした東アジア3カ国参加者の追跡調査を行った。また、これを補足するために台湾の桃米村におけるエコツーリズムとその指導者養成に関する現地調査を行った。 こうした予備調査を行うことで、第2年度以降にこれまで開発したモデル・カリキュラムなどの研究成果を東アジア各国などとの共同研究により共有することや共通の課題への実習的な研究の可能性を模索した。さらに、指導者養成カリキュラムの実践的展開方法として「指導者の実践評価」の研究への発展可能性も視野に入れる。 研究の精度を高め、研究成果を専門研究者と共有するために環境教育学会・科学教育学会を中心に関連学会への成果の発表と研究手法の調査を進めた。
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Research Products
(6 results)