2009 Fiscal Year Annual Research Report
自然体験学習の指導者養成システムに関する総合的研究
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20300252
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
朝岡 幸彦 Tokyo University of Agriculture and Technology, 大学院・共生科学技術研究院, 教授 (60201886)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小川 潔 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (70133113)
能條 歩 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (20311524)
石崎 一記 東京成徳大学, 人文学部, 教授 (70327261)
郡司 晴元 茨城大学, 教育学部, 准教授 (40311279)
福井 智紀 麻布大学, 生命環境科学部, 講師 (00367244)
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Keywords | 自然体験学習 / 指導者養成カリキュラム / 教員の力量形成 / 授業づくりと教師の成長 / 教員や保育士の養成課程 / ESD / ライフストーリー研究 / 科学教育 |
Research Abstract |
(1)平成21年7月に東京農工大学において各研究分担者・連携研究者・研究協力者の参加を得て「自然体験学習実践研究会」を開催し、研究統括グループとの連携に基づく指導評価グループ及び自然観察―自然体験グループそれぞれの研究成果を確認した。 (2)北海道浜中町、鹿児島県垂水市、長野県泰阜村における調査結果に基づき自然体験学習の指導者評価調査の分析と自然観察―自然体験の関係を中心とした自然体験学習の手法に関する枠組みの整理を行った。 (3)(特活)霧多布湿原トラストや(特活)グリーンウッド自然体験教育センターなどの協力を得て、国内NGO・NPOが主催するキャンプの指導者・スタッフ(必要に応じて参加した子どもたち及び父母)を対象としたキャンプスタッフ評価調査を行った。 (4)韓国洪城郡洪東面プルムにおいてプルム農業高等技術学校、プルム農業高等技術学校専攻部生態農業科、洪城環境農業村営農組合、洪城親環境作目会、農村総合開発事業推進委員会、代替エネルギー研究所等を訪問し、農村環境教育指導者に関する調査を行った。 (5)研究の精度を高め、研究成果を専門研究者と共有するために日本環境教育学会第20回大会(東京農工大学)・日本社会教育学会第56回研究大会(大東文化大学)を中心に関連学会への成果の発表を行った。 (6)本研究の中間報告書として『自然体験学習実践の指導者養成カリキュラム』自然体験学習実践研究/1巻2号、H22.3)を刊行した。 一連の研究活動を支援するために研究統括グループを中心に研究補助者を雇用し、研究成果公表用のレーザープリンターなどの備品を購入することで研究成果の効果的な公表を実現した。
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Research Products
(7 results)