2011 Fiscal Year Annual Research Report
自然体験学習の指導者養成システムに関する総合的研究
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20300252
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
朝岡 幸彦 東京農工大学, 大学院・農学研究院, 教授 (60201886)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
降旗 信一 東京農工大学, 大学院・農学研究院, 准教授 (00452946)
石崎 一記 東京成徳大学, 人文学部, 教授 (70327261)
小川 潔 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (70133113)
郡司 晴元 茨城大学, 教育学部, 准教授 (40311279)
福井 智紀 麻布大学, 環境保健学部, 講師 (00367244)
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Keywords | 教育共同体 / 共生教育 / 自然体験学習 / 食農体験学習 / 地域づくり教育 / プルム実践 / 「環境」の教科化 / 児童・生徒の環境保全認識 |
Research Abstract |
「自然体験学習実践研究会」を中心に指導評価グループ及び自然観察-自然体験グループそれぞれの研究成果を確認し、科研の研究成果のとりまとめに取り組んだ。その成果は、『自然体験学習の指導者養成システムに関する総合的研究』(平成23年3月/2008年度-2011年度科研費基盤研究(B)「自然体験学習の指導者養成システムに関する総合的研究」及び2005年度-2007年度科研費基盤研究(B)「自然体験学習系環境教育の指導者養成カリキュラム策定に関する総合的研究」)としてまとめられている。 この報告書は、過去7年間の科研費研究の成果をまとめて公表するとともに、自然体験学習実践研究会の研究誌である『自然体験学習実践研究』の刊行目的である(1)学術的知見の交換、(2)最新の研究成果の紹介、(3)実践を振り返り発展させる論点の確認、を意識したものである。本報告書に収録された主な論文は、以下の通りである。「自然体験学習系環境教育の地域指導者の現状と課題」(朝岡・降旗)、「自然体験学習における指導者養成と発展過程」(岡島)、「ネイチャーエームと化学教育との接点についての考察」(郡司)、「大学教育における自然体験学習指導社の養成と体験学習法に基づくカリキュラム設計」(能條ほか)、「自然体験活動リーダー共通登録制度における社会教育・生涯学習団体の課題」(降旗ほか)、「自然体験学習に関する教員の力量形成の課題」(小玉)、「農山漁村における環境教育指導者養成カリキュラムの課題」(降旗)、「自然体験学習の授業づくりと教師の成長」(藤井ほか)、「教員や保育士の養成課程における自然体験学習の意義と授業カリキュラム」(宮野)、「科学教育の研究動向から見た自然体験学習の意義と課題」(福井)、「自然体験学習指導者に求められるサイエンスリテラシー」(能條ほか)、「学校での自然体験学習におけるカリキュラム編成の課題」(小玉)。
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Research Products
(14 results)