2012 Fiscal Year Annual Research Report
デジタル情報を搭載した科学技術教材と双方向教育システムの開発
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20300268
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
KAMEN Kanev 静岡大学, 電子工学研究所, 教授 (60404894)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 繁男 金沢大学, 学内共同利用施設等, 教授 (70272953)
N・N Mirenkov 会津大学, コンピュータ理工学部, 名誉教授 (80254043)
神谷 徳昭 会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (90144691)
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Project Period (FY) |
2008-04-08 – 2013-03-31
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Keywords | 国際研究者交流 / 国際情報交換 |
Research Abstract |
今年度はこれまでに得られた個々の研究成果を総括した実験的なe-learningの枠組みを構築することを主なる目標とする。これまで開発した要素技術の一つは非定常凝固プロセスを可視化するのに開発された理学教育支援用の画像援用システム(GIFES)があり、これはICT(Information and Communication Technology)に基づく教育環境高度化に資するものである。別の成果としては漢字やその部首を、起源にまで遡って具象化し、それらを凹凸を用いた3次元印刷により表現する初心者向けの革新的漢字学習システムの開発がある。究極のe-learningの枠組みを有するシステムでは、一種の平面型コンピュータを構成するために、上記音声再生システムを用いる多数のカスタマイズされた平面型情報伝達用インターフェイスを搭載する必要があり、そのための研究開発を行った。 本研究で実験的に開発するe-learningシステムは、多様な専門分野を融合したTechnology Enhanced Learning (TEL)を具現化することを目指すものである。例えば、デジタル情報を搭載した物理的な形を有する面や物体の利用は、学習者により具体性を持った高いレベルの理解度Tangible TEL (T-TEL)を提供することができた。このためにレーザー照射によるクラスターパターン印刻技術の開発が不可欠となり、その開発を行った。 本研究の最終目標は、学習者を囲む物理空間やそこに配置された物体等(Surface Based Interaction)を利用し、画像や映像処理 (IIP)により、学習者のために仮想空間を提供することである。この仮想空間は音響効果を付加することにより、現実感を増し、学習者のさらなる意欲向上をもたらすe-learningシステムになることが期待される。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Journal Article] Sound Localization on Table-Top Computers: A Comparison of Two Amplitude Panning Methods2013
Author(s)
Lam, J., Kapralos, B., Collins, K., Hogue, A., Kanev, K., Jenkin, M.
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Journal Title
Computers in Entertainment
Volume: -
Pages: -
Peer Reviewed
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[Presentation] Laser Volumetric Marking and Recording of Digital Information2012
Author(s)
Gnatyuk, V.A., Kanev, K.D., Mizeikis, V., Aoki, T., Gagarsky, S.V., Poperenko, L.V.
Organizer
The 10th Int. Conf. on Global Research and Education InterAcademia2012
Place of Presentation
Obuda University (Hungary)
Year and Date
20120826-20120830
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