2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20310051
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Research Institution | National Institute for Materials Science |
Principal Investigator |
原田 幸明 独立行政法人物質・材料研究機構, 環境・エネルギー材料萌芽ラボ, ラボ長 (70354131)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
芳須 弘 独立行政法人物質・材料研究機構, 環境・エネルギー材料萌芽ラボ, 主任研究員 (00354142)
山口 仁志 独立行政法人物質・材料研究機構, 環境・エネルギー材料萌芽ラボ, 主任研究員 (10370313)
井島 清 独立行政法人物質・材料研究機構, 環境・エネルギー材料萌芽ラボ, 研究員 (10354135)
井出 邦和 独立行政法人物質・材料研究機構, 環境・エネルギー材料萌芽ラボ, 主任研究員 (30370315)
片桐 望 独立行政法人物質・材料研究機構, 元素戦略センター, NIMS特別研究員 (80557562)
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Keywords | 資源端重量 / 関与物質総量 / ライフサイクル評価 / 地球温暖化 / 有害物質管理 |
Research Abstract |
3年目に当たる本年度は、前年度に引き続いて、初年度に立ち上げた研究委員会における議論を中心に研究を進めた。研究会は、2010年5月19日(水)(第6回)、2010年9月7日(火)(第7回)、2011年2月24日(木)(第8回)の3回開催した。各研究会では、それぞれ、「Evaluation of Urban Structures using Urban Ore TMR」(講演者:山末英嗣氏)、「資源消費を対象としたライフサイクル影響評価手法」(講演者:伊坪徳宏氏)、「資源消費を対象としたライフサイクル影響評価手法」(講演者:木俣信行氏)、(以上、第6回)、「金属のリスク評価」(講演者:恒見清孝氏)、(以上、第7回)、「TMRの観点から見た製鋼スラグからのリンリサイクル」(講演者:山末英嗣氏)、「Critical metalに対する最近の世界(CN,US,EU,JP)の動向」(講演者:原田幸明氏)、「都市構造の評価におけるTMRの有効性の検討」(講演者:木俣信行氏)(以上、第8回)の講演をいただいて、環境リスクに対する認識を広めるとともに、深化した。以上の講演以外に、本研究会の取りまとめに向けての方向性を見出すことを目的に、第7回では「コンパクトシティーなどのTMR評価」(講演者:片桐望氏)」の講演をいただいた。これは、都市構造に関する最近の動向を踏まえて、これらをTMRで評価することを提案するものである。 この提案は、本研究会終了後のフォローアップテーマとして、研究会終了後の現在も、鳥取環境大学木俣教授とのあいだで、「TMRによる都市構造評価の意味・有効性の検討」というテーマとして取り組まれている。
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Research Products
(5 results)