2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
20310147
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
田中 仁 Osaka University, 法学研究科, 教授 (60171790)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮原 曉 大阪大学, グローバルコラボレーションセンター, 准教授 (70294171)
片山 剛 大阪大学, 文学研究科, 教授 (30145099)
許 衛東 大阪大学, 経済学研究科, 准教授 (10263344)
山田 康博 大阪大学, 国際公共政策研究科, 准教授 (70243277)
三好 恵真子 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (60294170)
|
Keywords | 地域研究 / 東アジア / 中国 / 日中関係 / 学校間交流 |
Research Abstract |
(1)2009年8月,大阪大学中国文化フォラムは,中国天津(2007年),台湾花蓮(2008年)に続いて,第三回「現代"中国"の社会変動と東アジアの新環境」国際シンポジウムをJICA大阪で開催した(中国・南開大学歴史学院,台湾・東華大学歴史学系との共催)。 (2)このシンポジウムは,三校による東アジア学校間交流の二年来の成果を取りまとめ,中国で論文集を公刊すること(2011年3月)を前提に,予定原稿をもちよるかたちで実施され,大学院生・若手研究者14名をふくむ50名が研究発表を行った。 (3)これに先立ち,大阪大学中国文化フォーラムは論文公募を実施し,シンポジウムで報告する大学院生・若手研究者7名の論文を採択した。 (4)シンポジウム終了後,論文集収録に向けた報告原稿の改訂とその中国語訳を行うとともに,一部を『大阪大学中国文化フォーラム・ディスカッションペーパー』として14篇の論文をウェブ上で公表した(3月10日現在。日本語7篇,中国語6篇,日本語+英語1篇)。 (5)三校による交流をさらに発展させるため,大阪でのシンポジウムに出席した内モンゴル大学・河北師範大学・台北大学の教員とともに「学術交流覚書」(2009年8月)を作成した。2010年2月,この東アジア学校間交流(国際シンポジウム)の定例化をめざして組織委員会を立ち上げた。 (6)中国地域研究と歴史学との対話という枠組みの有効性にかかわる討論と検討を行った。 (7)「大阪大学中国文化フォーラム」の研究活動を逐次ウェブページで公開し,サイバー空間におけるワークショップシステムの構築をめざした。(680字)
|
Research Products
(45 results)